今回はこの映画を復刻します。


ここから原文&加筆↓↓↓


『TrainingDay』(2001年製作/邦題:トレーニング デイ)


主演のデイゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した作品です。


●データ

監督=アントワーン・フークワ(大のお気に入り監督)
脚本=デビット・エアー
製作=ジェフリー・シルバー、ロバート・F・マイヤー

製作総指揮=ブルース・バーマン、ディヴィス・グッケンハイム

撮影=マウロ・フィオーレ

音楽=マーク・マンシーナ

製作費=$45,000,000

興行収入=$104,876,233


出演=デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、スコット・グレン、トム・ベレンジャー、ハリス・ユーリン、レイモンド・J・バリー、クリフ・カーティス、エヴァ・メンデス …etc…



 

●超・簡単なあらすじを…

L.A.P.D麻薬取締課特別班に配属された新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)。

特別班のボスであるアロンゾ(デンゼル・ワシントン)は初日から、ジェイクに特別班の流儀やスタイルを教えていく。



アロンゾは大物を捕まえる為には雑魚にかまわずの捜査方法を取っており、ジェイクはにそれに意を反する。

アロンゾはジェイクに「狼を倒せるのは狼だけ」=「悪を倒すためには悪になる必要がある」とジェイクを諭していくのだが…。


…とここまでが序盤のくだり…。 
 
●アロンゾ刑事
 

主人公でもあるデイゼル演じるアロンゾは身なりからそれ風にしております。
全身黒ずくめで首には、ゴールドのジャラジャラ。
これで「エア・ジョーダン」でも履いてれば立派なラッパーなんですがね。。。
 


車はギャング仕様のシボレー・モンテカルロ。
 




GUNにしてもステンレスのS&W・M4506を2丁、特注のショルダー・ホルスター左右に収めてます。
撃ち方も基本であるツーハンド・ホールドのウェーバー・スタンスではなくワン・ハンドでギャング風に少しGUNを斜めに構えちゃったりして。
 
●「善人は最後に報われる」
ジェイクは劇中序盤のパトロール中、レイプされそうな女子学生を助けます。


その娘は、すぐにその場を立ち去ってしまうのですが学生証(だったかな?)を落としジェイクが拾って持っていました。←これ附箋。
 
いろいろと一悶着あったその夜、アロンゾはジェイクを始末しようとスパニッシュ・ギャングの家にジェイクと一緒に出向き自分だけ消え去ります。
 

 
風呂場で危機一髪のところ、先ほど助けた女子学生の学生証が!
な、なんとの女子学生はスパニッシュ・ギャングのBOSSスマイリーの従妹だった為、恩義を感じたスマイリーはジェイクを解放します。
お、お!神よ!
 


ちなみにスマイリー役は「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のクリフ・カーティスです。
あまりにも下品な髭面だったので気が付きませんでした。
 
 ●色っぽいオネェちゃん
 


アロンゾの愛人で子持ち役「サラ」に超・色っぽいエヴァ・メンデスが扮します。
そんなにセリフが多い役ではありません。
まだメジャー前ですからね。
その後は「ワイルド・スピード2」でFBI捜査官を、「ゴースト・ライダー」でヒロインを演じたりしてメジャーに昇りつめました。
 
●総評
90点!
さすがフークア監督。
カッコ良い男の撮り方をわかってる!
 
ただ、イーサン・ホーク演じるジェイクは普通の警官で設定でありがちな「特殊部隊出身」とかじゃなく強くないから、やきもきしちゃいますけどね。
 

あと・・・この頃のイーサン・ホークはイキイキとしてメジャーになりきれる気がしてたんですがその後の作品にはあまり恵まれずちょっとB級路線気味に・・・。
 

 
求む!復活。
 
では♪