今回も過去に書いた映画記事の復刻になります!
今まで続いてたL.A繋がり!ではございませんよ〜。
ではでは…↓ここから2015年に書いた原文&加筆です。
さて今回の映画は米マーベルが誇る、情け無用の孤高のダーク・ヒーローを映像化した・・・
「The Punisher War Zone」(2008年/邦題「パニッシャー・ウォーゾーン」)です。
マーベルの代表キャラクターの一人で、1986年に登場。
NY在中のマーベルのキャラクターと共演する事も多い反面、妻子を悪人に殺された為犯罪者に対して慈悲の念がなく容赦なく殺害する事からアベンジャーズには入れなかった(らしい)。
・・・というイワク付のダーク・ヒーローです。
で…映画に話を戻して…。
今回の「war zone」で三回目の映画化ですが、今作が一番、原作に近いとされています。
●作品データ
監督=レガシー・アレクサンダー
脚本=ニック・サントラ、アート・マーカム、マット・ホロウェイ
製作=ゲイル・アン・ハード
製作総指揮=オリヴァー・ヘングスト、エルンスト=アウグスト・シュナイダー、アリ・アラッド、オグデン・ギャヴァンスキー、マイケル・パセオニック、ジョン・サッキ
撮影=スティーヴ・ゲイナー
音楽=マイケル・ワンドマッカー
製作費=$35,000,000
興行収入=$10,089,373
バイオレンス満載でレーティングが高くなり興行収入が伸び悩む。
もしかしたら大赤字かもよ?!
出演=レイ・スティーブンソン、ドミニク・ウエスト、ジュリー・ベンツ、コリン・サーモン、ダグ・ハッチソン …etc…
私が思うに、過去にフランクを演じたドルフ・ラングレンやトム・ジェーンに比べたら今作の主演であるレイ・スティーブンソンが一番、フランク・キャッスルに似てる・近い…と思うんだが…如何かな?
元軍人=特殊部隊出身で銃火器と格闘のエキスパート。
平和な家庭を築いていたが、マフィアの抗争に巻き込まれ妻子を殺されてしまう。
そのマフィア達が無罪になった事から、軍での経験を生かし自ら私刑執行人=パニッシャーとなる決意をする。
劇中、格闘により鼻が曲がってしまったのだが、車中にあったボールペン?を鼻の穴に突っ込み無理矢理補正するという大技を披露。
原作同様に悪人に対しては慈悲は掛けないが、幼い子供には昔、父だった頃を思い出すのか優しさを見せる。
●登場銃火器
フルオート仕様のベレッタ92FS アイノックス
お次はカスタム仕様の H&K MP5K。
レシーバーがシルバーでフォアグリップを外してあります。
次は…コブレイ製M79LFスタンド・アローン・ランチャー/37mm。
ベトナム戦時に大活躍したM79の現代風カスタムであり、あまり映画にも出ないので珍しいですね。
お次は… H&K・SL8 5.56mm口径
見た目はG36+SG1・・・って感じに見えます。
そしてハンドガン…。
現在、拳銃カートリッジで世界最強を誇るS&W・M500マグナム(中盤から使用中。ステンレス/マズルブレーキ付)をレッグ・ホルスターに……
入れたはずなのに実戦時にはなぜか同じM500のパフォーマンス・センター・カスタムに代わってた。
これがまた面白くてフレームは黒くてシリンダーがシルバー(ノン・フル―テッド・タイプ)、ダット・サイトにウエポン・ライトまで装備した珍銃でした。
それと後半、大活躍するM4カービン。
サプレッサーが装着されたM4。
レシーバーのトップにはC-More サイトが載っていて、レール下部にはG36用グレネード・ランチャーが装着されてます。
●総評
とにかくスティーブンソンは、銃火器の扱いが上手い。
マグ・チェンジ1つとっても隙がなく、プロらしく見えます。
内容的にはコミックを1時間半にまとめているので凝縮しすぎ感はいなめませんけど過去に比べたらよくここまで再現したなって思います。
コミック通りじゃなくフランクに人間性を残した事も正解でしたね。
原作同様に「デアデビル」との共演なんかも面白いとおもうけどね!
好きなキャラ&作品なのでリブート希望!
では♪