今回は予告通り…「3」の公開決定を記念して、この作品を復刻しま〜す♪


ここから(2015年の)原文&加筆↓↓↓。


「The Equalizer」(2014年/邦題「イコライザー」



2014年に制作されTVドラマ『シークレット・ハンター』の劇場版リブート作品です。


●データ

監督=アントワーン・フークア

原作=マイケル・スローン&リチャード・リンドハイム「シークレット・ハンター」

脚本=リチャード・ウェンク

製作=トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、デンゼル・ワシントン、アレックス・シスキン、スティーブ・ティッシュ、メイス・ニューフェルド、トニー・エルドリッジ、マイケル・スローン

製作総指揮=エズラ・スワードロウ、デヴィッド・ブルームフィールド、ベン・ウェイスブレン

撮影=マウロ・フィオーレ

音楽=ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

製作費=$55,000,000

興行収入=$191,569,141


出演=デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ハーパー、ビル・プルマン、メリッサ・レオ …etc…

●簡単にあらすじを。。。


ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)はボストン郊外のホームセンターに勤め几帳面で真面目な人間。



不眠症で夜な夜な本とティー・パックを持ち近くのダイナーで本を読むのが習慣となっていた。



同じダイナーの常連客であるまだ幼い情婦と会話を交わすうちに親しくなっていった。



ある夜、彼女の夢について話をし『なれると信じればなれる』と彼女に諭すのだがある日、その情婦がポンビキに殴られ入院した事をしる。

なんとも言えない怒りが込み上げ、マッコールは封印したはずの殺しのテクニックを駆使し情婦のポンビキ他、元締め達を僅か19秒で血祭りに上げてしまう。



マッコールは武器は持参せず、敵の武器とその場にあったワイン用コルク抜きだけ…

それもそのはずマッコールは元D.I.A(Defense Intelligence Agency=アメリカ国防情報局) の凄腕工作員で妻の死を境に『殺し』を封印、D.I.A を退職したのだった。


。。。というくだりから始まり血祭りに上げた売春組織の元であるロシア系マフィアが怒ってマッコールを殺しに来るのですがそこはプロ。


逆に返り討ちを食らわしマフィアへ宣戦布告!



勤め先の同僚が勤務先のホームセンターで人質になろうとも冷静沈着に対処し全員救出します。
(悪人は全員死亡)


最後は『悪は根元から』…と、どのように渡露したか不明ですがロシアまで行きマフィアの総元締めを始末する…という念の入れよう。

さすが!殺しのプロ。

ラストで序盤の情婦と再開し彼女から『足を洗って真面目な職についた。夢を追う』と聞きマッコールは立ち直った彼女に心からエールを送ります。

マッコールは『これ(人助け)が天職』とばかりに困った人をこの「能力」で助けようと自ら「お助けサイト」を立ち上げて、、、エンド。


アメリカ版『必殺仕事人』という感じでとにかく手際が良い。
(マッコールはお金を取りません。あくまでボランティアです、ボランティア)


PR用のポスター等では銃を手にしているものばかりですが劇中、マッコール=ワシントンはほとんど銃は使いません。



(使うのは序盤の売春組織のアジトにて、敵の銃を奪い数発打つのと後半の人質救助の時に銃らしき「釘打ち」機を使うくらいです。)


武器は必要とせず瞬間的に現状を把握、敵の行動を読み切りあらゆる道具を利用して瞬殺する様は見事。

さて劇中でマッコール=ワシントンが愛用している時計「スント」ですがネットで調べると「SUNTO CORE ALL BLACK」というモデルで定価45,000円という事がわかりました。


「スント」は一時期、イタリアで火がつき日本でもアウトドア・ウオッチとして人気が出ましたよね。


当時はカラフルなモデルが人気でしたが今回の「ALL BLACK」も格好良いですよ。





個人的に今までに観てきたワシントン主演作では「マイ・ボディガード(原題:Man on Fire)/2004年/トニー・スコット監督作)が一番のお気に入りでしたが私好みのストーリーでデイゼル・ワシントンの渋い演技&切れのある特殊技能を見せてくれたので「イコライザー」が一番になりました♪


次回は「2」を復刻…予定…。

では♪