88歳義母
はま寿司にハマる
富山は、地場の回転寿司チェーン店のレベルが結構高い。
それは富山県民は日常的に「おいしい刺身」をスーパーで買っているから。
めっちゃこだわり(産地とか魚のエサが、とかの)が無ければ
おいしいものが
簡単に食べられるのが
あたりまえな地域
なので、寿司が食べたいときは
地場の回転寿司チェーン店で
地場の魚を食べるの!
ところが黒船襲来!
全国チェーン店の回転寿司
はま寿司、くら寿司、スシローが富山に出店。
それぞれ行ってみて
最初の頃はガッカリして帰ってきて
「やはり地元の回転寿司チェーンよね」と
言ってた。
ところが!時は流れ
全国チェーン店は恐ろしく進化し!
ついには地元民ですら、その企業努力に対して
「よし!行ってみよかな?」
と思うようになったの。
シャリ少なめ指定できる
1貫で食べられるネタがある
車いすでもそのまま入れる席がある
ベビーカーでもそのまま入れる席がある
幼児用のボンバがある
そりゃー行くわ!
そしてプレ前期高齢者
(タッチパネル端末操作できないひと=ウチのD)を気分的に楽にさせる工夫がある
それは…お席の横のレーンに映る寿司の映像
わずか7センチ程の流れるディスプレイを
タッチするだけで注文できるのだ
(流れる速度も絶妙に考えられている)
いちいち注文用紙に書かなくてよい
目の前の職人に気をつかう必要がない
店員を呼ばなくてよい
気にしいのDのこころも晴れやか
斯くしてはま寿司は
海の幸豊富な富山県で
市民権を得たのである
それにより
地場の回転寿司は
危機的状況にある