母が一人で住む家を一部駐車場にすることになりました。
母も高齢で庭の手入れが大変になってきたためです。
でもまたこれがちょっと大変で^^;
普段は程よい距離で、いい関係を保っている
私たち親子ですが。
庭の改修など、ちょっと「おおごと」なこととなると、
母は不安になり、あせってしまうのです。
業者さんには私が連絡し、見積もりをお願いし、
業者さんが来るときは、できるだけ私も立ち会うように
しているのですが・・・
状況を聞こうと母に電話をすると
「みんな私ひとりでやらなくてはいけない」
「お前はこの家にいないから、口だけで楽でいいね」
「昔からお前は何もやらない」
「傲慢で謙虚さがない」
と、怒り始めて途中で電話を切ってしまいます。
慣れないことで不安になる気持ちが
私に対する攻撃という形になって現れます。
一緒に住んでいたころは、ほぼ毎日そんな感じだったけど、
離れて暮らすようになって2年以上が過ぎ、
毎日穏やかに暮らしていたのですが。
何か、母にとっての非日常が起こると、
穏やかな毎日が吹っ飛んでしまいます。
母は何に対して怒っているのか
・暑いこと
・外に出ると蚊に刺されて痒くてイライラすること
・庭の改修業者が家に出入りすること
・私が近くに住んでいない事
・文句を言える相手(私ですが)がそばにいないこと
ここでまた、一緒に住めないことの罪悪感
母を一人にさせている罪悪感が出てきます。
そして同時に、こんなにいろいろしてあげているのに
こんなに頑張っているのに、文句しか言われない。
という気持ちもでてきます。
久しぶりのそんな母とのやりとりに疲れ果てながら
主人と話しをしていると
「文句が言いたいだけなんだから
言わせておけばいいじゃん」
「機嫌が悪くなるんだったら、悪くさせておけばいいじゃん」
と。超自分軸で、被害者意識や罪悪感などとは無縁の主人。
母の機嫌が悪くなる→私に攻撃してくる→私はボロボロになる
→だから母の機嫌が悪くならないように、細心の注意を払う→
顔色を伺い、母の気に入る言葉を選びながら話す→それがまた母をイラつかせる
いくら母の機嫌を損なわせないようにしても、結局は母を怒らせてしまうことになります。
だって、私がやっていることは、すべて
母のためではなく、自分を守るための、機嫌とりだもんね。
自分を守るためではなく、本当に母のためを思うのなら、
どんな行動をとればいいんだろう。
主人の言う通り、
文句が言いたいだけなんだから言わせておく。
機嫌が悪くなるんだったら、悪くさせておく。
好きなようにさせておく。
ことなのかな。
文句を言うこと母を否定
機嫌が悪くなる母を否定
そんなことを母にしていたんだね。
でも。真向から攻撃されたら、無防備でいたら傷ついてしまう。
他人軸で、「母のご機嫌がすべて」になっていると
ボロボロに傷ついてしまう。
そこで大切なのは、自分軸で、
今、私は何をやっているのか、意識的でいること。
「私は今、私の意思で母を好きなようにさせてあげている。」
「私は今、文句を吐き出したい母に思う存分吐き出させてあげている。」
これなら、被害者意識も出てこないし、自分軸だよね
「私が」そうさせているんだから
でも、ちょっと疲れちゃったときは
自分をちゃんと大切にする時間を作ろう♪
と、大好きないちじくをいまから頬張るん♪
お読みくださってありがとうございます♡