ο映画「電人ザボーガー」は良い!
二週間位で上映日程を打ち切られるかと思いきや、新宿バルト9ではロングランの様相だ。
基本設定はオリジナルを「丁寧に」踏襲して、井口監督の趣向をトッピング。
この姿勢だけでも満点だ。
これからのリメイク作品はザボーガーが基準となるだろう。いや、なりなさい!

ο以前言ったが、リメイク作品はなぜオリジナル音楽を粗末にするのか(怒)。
再生される程の名作キャラクターとBGMはニコイチだろ。
映像作品を知覚する器官は眼と耳だ。ヒーローを思い浮かべる時には、自然と音楽を連想する。
ジーパン刑事なら青春のテーマ。
青田赤道なら異邦人。
穴掘りする子供ならノンマルトのテーマ。

ザボーガーではオリジナルスコアを丁寧に復元した。またシーンにピタピタとハマるんだわ。

οコスチュームもまたしかり。
コスプレとはキャラクターに近付くためにする行為だ。それほど衣装はイメージが強い。名前だけ借りたり、設定だけ拝借すんな!
ザボーガーは丁寧に再現していた。
コスチュームからキャラクターは導き出される。

οそしてオリジナルのノリ。
映画・ザボーガーはTV・ザボーガーの延長線上にあった。
間違いない。

ο本編上映前に「ワイルド7」予告編が流れた。心配だわ。
望月三起也先生、大好きなのよ。
観に行かねば。