荻野不二男遺作展 | 私の日常

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思いつくまま雑多な話を書いています。

幼馴染から「荻野不二男遺作展」の知らせが届いた。

 

荻野君とは高校時代の仲良しで、彼のことを思うといつも、一緒に文化祭の準備をしていた放課後の教室を思い出す。

 

あれから55年が過ぎ、僕たちは皆、身辺整理が必要な齢いなったとはいえ、やはり、級友の訃報は悲しい。

 

 

 

 

荻野君のことを、以前ブログにしたことがある。

 

 


テーマ:

 

故郷に住む、小学4年からの友人が送ってきてくれた。

$私のダンスノート-文芸

「文芸オホーツク」第20号

僕が高校まで住んでいたこの街は、当時の人口の半分位にまで減ってしまったけれど、そこで、こうして文学・芸術の活動が脈々と続いていることが嬉しく、とても誇らしく思う。

表紙の絵は高校時代の友人、荻野不二夫君だった。
これには驚いた。
嬉しかった。

彼は、あのころから絵が上手で、僕は今でも
「ちょうだい、ちょうだい」と奪い取った、彼のクレヨン画を1枚持っている。

今回の表紙の絵を見て、すぐにあの頃の自分を連想した。絵の中の人が、オホーツク海の水平線の向こうを見ているように感じたからだ。


僕も海の彼方を見つめては、そして、空を見上げては、いつか、水平線の向こうにある「アメリカ」という国にいってやる、と思っていたからだ。

そんな時代だったんだね。

紋別でも頑張ってる友人がいる。
僕も、頑張らなくっちゃ! (まさき)

 

 

これが彼から「奪い取った」絵。

 

1968年9月3日、第4校時の日本史の時に貰ったと書いてある。

 

 

こんな作品が出てきて一番驚いているのは、きっと天国の荻野君に違いない。

 

(まこと)