現在の終活は「ネガ」処分。
自分のカメラを持っていなかった大学~結婚当時の写真のネガも、なぜか少し出てきた。
箱一杯のネガをフィルム・スキャナーで確認しながら捨てていく作業だから、ちょっと手間だけど、楽しい写真に出会うこともある。
僕が長女を産湯に漬けている写真。
熱を出して寝ている生後数カ月の長女の写真。おでこには、サランラップでくるんだ冷やしたタオルが乗っている。傍では妻が心配そうにみている。
小学校に入った次女のタイヤ飛びする写真。
「ああ、なんか、毎日が一所懸命だった」
そんなことを思いながら、残したいデータをPCに取り込んでからネガを処分する。
ネガと言えば、上下に穴の開いているのしか思わなかったが、下だけの物もあって驚いた。もしかすると、借りた高級カメラ用フィルムだったか?
えらい細いネガも出てきてびっくりしたが、これは、殆どおもちゃの小さなカメラ用だったに違いない。
色々思いながら、カッターで刻んだり、はさみで切ったりしながら処分、処分。
もう少しで終わりそう。
(まこと)