帰国してちょっと。
東京の空気にも慣れてきて、
ああそうだ、ここでずっと暮らしてたんだなぁなんて思い出してきた今日この頃。
フロリダで過ごした1年が濃すぎて、
あまり頭がこっちに切り替わってないみたいです。
1日1日は驚くほど長かったのに、
もうあっという間に1年ちょっとが過ぎて、もう東京。
でも学んだことはたくさんあって、やっぱり頑張って少しづつでも記事に起こしておこうと思います。
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こちらに帰ってきていろんな場所に行って人に触れると、
接客業ってひとくちに言っても、レストランやカフェ、ショップだけじゃなく、
様々な手続きの為に訪れた市政窓口のお姉さんでさえ、
たくさんの人に触れる“接客業”
そう考えるとこの世に、接客業を生業にしている人が多いこと、多いこと!!
今まで全然意識したことがなかったけれど、
自分自身が一旦真剣に接客業に従事すると、今まで見えなかったものがたくさん見えてくるななんて思ったり。
接客業をする上で、ゲストに安心感を与える、
信頼してもらうってとても大事なことだと私は思います。
でも安心とか、信頼って、出会ってすぐ築けるものじゃない。
じゃあ、どうやって一瞬で大事なアシストを任せてもらえるのか。
それはずばり、【持っている商品知識の多さ】です。
たとえばお店で質問を投げて、
少々お待ちくださいと言って、ゴソゴソと調べだすよりも、
それは○○です。とテンポよく返事が返ってくると、
あっこの人はちゃんと商品をわかってるな、
この人はお店に勤めて長いのかな、
お店の商品が好きなんだな、
なんて気分になり、どんどん質問したくなるもの。悪い気は絶対しないはずです。
信頼はそれだけで築けるというものでは無いですが、大事な要素のひとつです。
私はディズニーの宝飾品売り場にアサインされた日は、
極力質問にはすぐ答えれる様、常日頃から資料を読んでいました。
たとえば、このチェーンの長さはどれくらいか?と聞かれたら、
18インチですよとお答えし、ちなみに18金を使っています。アメリカでは14金が主流ですが、
うちのはすべて18金です。なんてさらに一歩進んだ情報も提供したりしていました。
するとほとんどのゲストは、ほほぅなんて言って興味を持ってくれます。
小さなことですが、やるやらないで大違い。
ゲストにもとめる半歩先をいくことも重要なことかな、なんて。
ではでは、今日はこのへんで。
Have a magical day.