ジュエリーショップの照明って、どんなダイヤでもキラッキラの虹色で物凄く光るように調整されてますよね。
これだと、ダイヤの色のDとМの違いとか、クラリティFLとSI2の違いとか、素人である私には絶対分からないと思います。
いや、そもそもカラーМやクラリティSI2を置いてる店舗ってほぼ無いですよね。
特にMに至っては、少なくともブライダルでは皆無に等しいかと…
「何故なんだろう??ブライダル以外のジュエリーにはМも使われている事があるし、フェイントイエローたがらほぼ白いんじゃないか?」と思いながら調べてみると、あるブライダルリングのショップさんにたどり着きました。
そのショップさんは、カラーは沢山の取り揃えがあって、他のショップさんがどうして質が上のダイヤしかお店に置いていないのか、推測の域を出ないまでも理由をこのように説明されていたと思います↓
 
①質が抑えめなダイヤをお店に置いておくと、こんなに綺麗ならこれでいいじゃん!と思うお客様がいらっしゃる→高品質なダイヤを買ってもらうより売上が落ちる→お店が困るのでわざと置かないのでは?
②もし質が抑えめのダイヤの指輪をお相手にプレゼントしたら、いくら見た目が質上位クラスと同じくらいの綺麗なダイヤだとしても、鑑定書を見た瞬間お相手は感謝を忘れ「何で黄色くて不純物のあるダイヤなの!?私への愛ってこんなもん!?」とか言われてしまう可能性が…^^;
そういう事態もお店としては避けたいのではないかと。
あくまでそのショップさんの推測ですが、なるほど一理ある、と思いましたね。
ネット上に溢れる「ブライダルリングには白無垢を連想させる、カラーは無色で、そして不純物(あえて内包物ではなく不純物と書く、、ダイヤが可哀想)は少ない方が」という言葉に、私含めダイヤ初心者の人達は、その通りかもと思ってしまう。
結果、質抑え目のダイヤはいくら見た目は美しくても敬遠されてしまうため、需要が無いのでお店には置かない。
仮に販売したとすると、購入したお客様に上記のような修羅場が訪れる可能性も無きにしもあらず😱
という事でしょうか。
 
私が知っているブランドで一社だけ、SI2が置いてあるお店がありましたが、とにかくダイヤ全体のお値段が凄く高かったです。
同じ額を払っても、同じダイヤのクオリティで他のお店だったら指輪として購入できる物が、そのお店ではルースしか買えない、ぐらいの価格でした。
きっと、予算の都合がありダイヤの質を落としてでもこのブランドが良い!って方の為にSI2が用意されているのでは思います。
将来のリフォームを考えると厳しいのかもしれませんが…
 
照明の話に戻りますが、私が、旦那が婚約指輪を買ってくれないのなら自分の貯金で買おう、と思い立ち伺ったお店があります。
私が2つのルースで悩みに悩んでいた所(ほんの0.01カラット差、カットもカラーもクラリティも同じダイヤ)、屋外で見せて頂ける事になりました。行き詰まっていた私にはとてもありがたかったです。
その日は曇っていましたが、2つのダイヤはやはり輝きの強さが違いました。素人でも分かり、店員さんともどちらが輝いているかの意見が一致しました。
面白いな~と思いましたね。鑑定書上では質が同じダイヤでもこんなに違うんだ、と。(口コミで、お店の照明の下でダイヤを見て「さすがハイブランド、輝きが全然違います!」って方は、もしかしたら後光効果や思い込みもあるのではないかと私は思っています。それはそれで良いのですが。
セレクトショップ等で全く同じ照明の下で他社のものと並べて見て、やはり違うと感じたのなら本当かもしれません)
 
上記とは別の話ですが、一度ハイブランドに憧れて、そのブランドの中でも安価なお値段の指輪を目当てに伺いました。私の財力ではそうするしかなかった😭
そのお店でも、照明のせいでもうダイヤギラギラ七色で眩しすぎるぐらい。メレダイヤでさえ目を疑う程の輝きっぷり。
そのお店で私は、地金の色をゴールドがピンクゴールドどちらにするかで迷っていました。
私は何歳になっても年甲斐もなく可愛い物が好きなので、お店に行く前はピンクゴールドにしよう♥と決めていたのですが、何ていうか…このブランドさんのピンクゴールドは、ゴールドとあまり変わらない色味に見えました。
それならアレルギーの起こりにくいゴールドでもいいかな…肌の色も地黒だし、なんて思ったのですが、その、いかんせん照明がとにかくオレンジ色で、蛍光灯や太陽光の下でどんな色に見えるのかが全く分からない!
誰か白い光をくれ!と思いましたね。
ダメ元で店員さんに「あの~、日常の照明下で見たいんですけど…」と言うと、もちろん☓。お高い指輪をお店から出してはいけないそう。
あぁ〜ハイブランド相手に誰も聞かないような事を聞いてしまった、きっと、ハイブランドを分かってないなこの一般庶民どころじゃない奴がって思われたわ、なんて思いました。まぁその通りだからいいのですが。
そんな恥ずかしい回想はどうでも良くて、
 
照明ですが、カラーやクラリティの違いをよく見たいので、お店は太陽光が入るor照明は蛍光灯でお願いしたい、と思うのは私だけでしょうか。
家に帰ってからダイヤを見て、少しでも後悔する事自体、お客さんはもちろんですがお店側も避けたいと思うんですよね。
「日常の照明でじっくり見たけど、フェイントイエローも単独なら無色に見える」「やっぱりDのIFは特別、他と違って際立って白いし輝きも凄い」等、人それぞれの感性はあると思いますが、その感性を普段指輪をはめて生活している時と近い環境で感じて、納得して運命のルースを購入できるのが良いなぁと思います。