いかがお過ごしですか?
やこゆかです
前回はHbA1cについてのお話でした。
前回の記事より、もっと知りたい!
という方のために
HbA1c面倒くさい版を書きましたよ
HbA1cは糖化ヘモグロビン
まずヘモグロビンの話をしましょう。
ヘモグロビンは血液の中に存在します。
赤血球にあるタンパク質です。
全身に酸素を運ぶ働きをしていて、
酸素と結合したヘモグロビンはHbA0です。
糖と結合したヘモグロビンはHbA1cです
ヘモグロビンが糖化した割合なので、
単位は%です。
もともとの姿はヘモグロビン。
ヘモグロビンの種類も
HbA、HbA2,HbFと3種ほどあります。
ヘモグロビンの「型」が違うとわかったら
HbA1cを検査する時に
機械の設定を変えて測定しなおしています。
HbA1cの文字の中で
ヘモグロビンを表すのが「Hb」
その後ろについている部分で
「型」やくっついているものを表す
イメージです。
フルクトースがくっついたら「A1a」
グルコースー6-リン酸がくっついたら「A1b」とか
ありますが…
糖がくっついたら「A1c」と表すので
「Hb」「A1c」です。
更に更に
ヘモグロビンは赤血球にあるので
赤血球の話をします。
赤血球の寿命は120日。
体の中を巡っている赤血球は119日目の子も、
1日目の子もいるわけです。
今、こうしている間にもメンバーチェンジが
行われているのですね。
赤血球の寿命が120日間なのに、HbA1cは
”120日間の血糖値を反映しています”と
言わないのは…
影響する割合が違うから。
採血直近の1ヵ月間の血糖値が50%更にその前1ヵ月間の血糖値が25%更にその前2か月間の血糖値が25%
影響するといわれるので、
およそ1~2か月の血糖値を反映しますと
表現するに至るわけです。
厳密には、120日前の血糖値も何らかの
影響はあるでしょうが、
その割合が少ないということになります。
「今頑張っているというなら
今後最低4か月は続けて下さい!」って
言われたら、私なら嫌になっちゃうな…
コツコツやって気づいたら4か月経ってた!
というのが理想です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
また読んでみようかな?という方は
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