いったい誰と付き合えばいいのか、わからなくなったことがあった。

 

 

 
なぜならその時の私は、すべての男を愛せるようになっていたから。
 
 
 
相手が変わったとしても、人生を通して学ぶ課題は同じだとしたら、もう誰でもいいじゃんと。
 
諦めたとかではなく、誰とでも、愛も悲しみも体験できるのなら誰でもいいじゃんと。
 
この時点で何のことかわからない人は読まない方がいいと思います。つまらない文なので。
 
 
 
そして、どの男にも可愛さがあり色気があり、甲乙つけられるようなものではない。
 
下手な営みを展開してしまう男であったとしても、私は自分で最高の営みに転換してしまえたのでそこも判断基準にならず。
 
 
 
誰とどこにいても幸せだ。
 
 
 
と思っていた時だった。
 
 
 
でもだからこそ、私は誰にでも好きというのではなく、好きって何?にめちゃくちゃ向き合った。
 
 
 
何をどう判断して好きなのか。
 
そもそも私は何が好きなのか。
 
 
 
実は、この答えを導き出すには、私って何?を知るしかなかった。
 
一度フラットになった感情や人間を、もう一度よーく感覚を研ぎ澄ませて、エッジを立てるところを決めていった感じ。
 
 
 
 
それからこうして、愛すべき人に出会い、幸せに包まれる毎日が続いたいま、もう一度エッジを立たせる時が来たように感じる。
 
と、週末の演奏リハにきた若手ピアニストが、まさかの鍵盤をケースに入れず、生身のまま、荷造りテープでガラガラに巻きつけてきた様を見て、エッジすげー!と思った次第です。
 
 
 
アーティスティックな人間が好き。
 
表現しようとする人間が好き。
 
どん欲に、自分を愛す人が好き。
 
 
 
今日は、朝から1時間ちょいかけて幼稚園まで歩いたので眠い。おやすみ。