32歳で転職して、もうすぐ7年、
わたし、はるかです
最近、中途入社の四十路男性と
キャリアについてリアルに話す機会があって
あーそれそれー、
三十路の頃とはまた変わってきたよなぁと
しみじみ感じたので、
わたしの三十路、四十路のキャリア感に
ついて、感じたことを書きたいな、と。
三十路のわたしは、
とにかく上へ上へ行きたくて、
部署の中でも少なくとも平均より上の評価を
目指して馬車馬のように働いてたし、
上司や会社の制度と合わなくて
出世が遅れたときに、
あまりの悔しさに転職、
転職で年収も上がったし、
管理職への推薦も前職の同期より早く
もぎ取った。
でも、昇進試験も終わって、後は面接だけ、
いざ目前に管理職っていうときに
はたと思った。
わたしはどこを目指したいんだろう?って。
その頃のわたしは、
①とにかく何者かにならなきゃと思ってた
②将来どうなりたいか考えてなかった
③世界が狭かった
ずーーっと
「評価されない自分は存在価値がない」と
(育った過程で)そう信じて生きていたから、
とにかく人に評価されること、
とにかく上へ上へ行くことだけを考えて
馬車馬のように働いてたし、
なんなら、折に触れて、心の中で
年収でデュエルバトルしてた。
俺のターン、ドロー!
年収X百万で相手にダイレクトアタック!みたいな?
それで相手の価値を測って
自分の優位性を確認、つまり、
相手をバカにしてたということですな。
書いてて、書きたくないくらい
くそ恥ずかしい…
そうしないと心が保ってられなかったのね。。
その先になりたい像もなかったし、
死ぬまでにやりたいことを
真剣に考えたこともなかった。
人に評価されないと存在価値がない、なんて
そんな辛い生き方をしなくてもいいことも
知らなかった。
①とにかく何者かにならなきゃと思ってた
②将来どうなりたいか考えてなかった
③世界が狭かった
のよね。
管理職になる目前で初めて、
この先、定年まで毎日
周りの管理職と同じように
22時まで働き続けるのかなって考えて
あれ?自分はどういう風に
生きていきたいんだろう…って思い至った。
結局、管理職は直前に辞退して今に至ります。
そんなこんなで、
「評価されなきゃ存在価値がない」という
謎の埋め込まれた価値観や
「何者かにならなきゃ」という焦燥感と
向き合って、四十路の考えるキャリアは
変わっていったけど、
長くなったので、
四十路男性と話した四十路キャリア話は
また次回。