ポルト・デ・クリニャンクール駅まで
パリは北に行けば行くほど治安が悪いと言われていて、たしかに地下鉄乗ってたら汚いおっさんが喋りかけてきたりで今まで行ってきたところとは違う空気感が漂う
駅から地上に出てちょっと歩いていくと、汚いおっさんだらけになってきた
むしろ黄色いベストよりよっぽど危険なんじゃないかと思うよ
ただ、そんなスラム街的なところを進んでいくと、小さな商店が並ぶところに出た。
こちらがクリニャンクールの蚤の市
パリでも最大級の蚤の市があるところです。
蚤の市ってフリマ的な感じかと思ったら個人商店の集まりみたいなところでした。
なぜここに来たかと言うと相方さんのビーズ教室のビーズを売ってるお店があるから
日本で買うより断然安いらしい
ただ、探しても全然見つからない
たまたま見かけた日本人に聞いてみても、見たけど場所は分からないとの回答
たしかに狭い路地に店が立ち並んでて店見つけたとしても説明できないわな
適当にさまよってたらビーズ屋さん発見
店のおばちゃんに店名を言って、どこにあるって聞いたら、「ここよ」って言われた
ビーズがいたるところに雑然と並べなれてた
相方さんはスイッチが入ってビーズ選びに勤しんでいたので、私はそこらへんをぶらつく
雑然と店先に並べられた一見ガラクタに見えるものでも西洋アンティークマニアからしたら宝の山なんでしょうね。
うろついてたらスポーツ用品とか売ってるエリアに出た。
そしたらパリサンジェルマンのユニホームがくっそ安く売られてた
しかもチャンピオンズリーグ仕様のナイキのエアジョーダンブランドとのコラボユニホーム!
どーせパチモンだろうと思ったら、ちゃんとナイキのタグも付いてる正真正銘の本物
シャンゼリゼ通りのオフィシャルショップで140€で売られてたやつが3分の1くらいの値段で売られてる!
なんでこんなことが起こるの??
もうシーズン終盤だからセールなのだろうか。
とりあえず即買い!
ビーズ屋さんに戻ると相方さんはビーズ選びに奮闘中
そこに急にユニホーム買ってきた僕を見てちょっぴり引いてた
ビーズの会計をおばちゃんにお願いしたけど、一体いくらになるのか分からないらしい
なんちゅう買い方しとんねん
おばちゃんの集計結果を見せられると、お金足りない、、、
そして私に「いくら持ってる?」って聞いてきた。
そしてありったけの紙幣を奪い取られた
おまわりさん、現行犯です
それでもまだ足りず
ここでおばちゃんに交渉、とゆうか懇願
なんとOKしてくれた
メルシー ボークー
大量に買ったからなんだろうけど、だいぶ値切りに成功しました。
カードが使えない蚤の市ならではのハプニングでした。
しかし、お互い予想外の大収穫に今度からもっと両替してここに来ようと誓った我々でした。
本当はこの後移動してクレープリーでランチしようと思ってたけどビーズ屋さんでの商談のために時間が無くなっちゃったので、まさかの屋台でクレープを買うことに
ハムとチーズのクレープを有り金の小銭全部はたいて購入
もう財布が本当にすっからかんになりましたので、スリが全然怖くなくなりました
このクレープ屋のオヤジがめっちゃいいやつでカメラにポーズ撮ってくれた
そんな泣けなしのクレープがまさかの超うまい!
わざわざクレープリー行く必要ないくらいめっちゃうまかった。
ビーズ屋のおばちゃんとクレープ屋のオヤジとクリニャンクールの雑踏の中で人の温もりに触れたのだった
キレイなのでぜひ見てみてくださいね