1級、常用同一書体漢字は6字ある。
予、余、弁、欠、缶、芸
書体(見た目)は同じだが、読み意味が違う。
24-③、25-①、28-③の問題で、この1級常用同一書体漢字が出題されている。
元来、旧字で使われていた「豫餘辨瓣辯缺罐藝」。
しかし、昭和21年当用漢字表を作成したとき、簡易字体を採用し、すでに別の漢字としてあったもの(1級漢字)とダブってしまった。
常用漢字の読みは旧字の読みである。
ただし、要覧において瓣は、常用の旧字、1級の親字の両方ある。
常用の旧字のみになっていない。
問題で出題された1級漢字は青字(図)。
余輩、予輩=ヨハイ
欠伸=けんしん
罌缶=おうふ
28-③ 灯火をかかがて芸帙を繙く。
うんちつ
芸、げいと読んだらアウト笑。やっと出ました笑
芸閣(うんかく)
芸夫(うんぷ)
芸帙(うんちつ)
云 ←基本これがうん。雲、紜。
04-② 蒼松に蔭して芸帙を舒ぶ。
うんちつ
紫苔に坐して緑綺を奏で
蒼松に蔭して~
緑綺は漢、司馬相如から賜った琴の名。