28-①から四字熟語の出題が2字熟語の読みに変わった。
1、見識が狭く世間知らずの人のたとえ。
2、きわめて質素なこと。
3、全身で喜びをあらわす。
4、国の滅亡を嘆くたとえ。
5、夫婦仲が非常に良いこと。
この5つの文を読んであることに気付くのだが。1、4の文末にだけ「たとえ」という言葉で終わっている。
出題者はどういうつもりで、この2つにだけ「たとえ」をつけたか分からないが、どうせなら全部つけろと言いたい。つまるところここに取りだしたのはメタファー四字熟語、あるいは引伸四字熟語である。
1、見識が狭く世間知らずの人のたとえ。
2、きわめて質素なことのたとえ。
3、全身で喜びをあらわすたとえ。
4、国の滅亡を嘆くたとえ。
5、夫婦仲が非常に良いことのたとえ。
以下直截何を意味するか書く。
1、甕裡醯鶏=甕(かめ)の裏についた虫。
2、藜杖韋帯=藜(あかざ)の杖となめし革の帶。
3、鳧趨雀躍=カモは走り雀はおどる。
4、銅駝荊棘=銅のラクダとイバラ。
5、関関雎鳩=ミサゴの雌雄が鳴く。