トレーナー共育をしている寺子屋ASKです。


今回は変形性肘関節症について学びました。

変形性肘関節症(OA)は、肘の軟骨がすり減り、痛みや可動域制限を引き起こす疾患です。特に、過去の骨折や脱臼、スポーツや職業による反復負荷が原因となることが多く、トレーナーや施術者にとって適切な評価と対応が求められます。本セミナーでは、肘関節OAの病態、評価、運動療法について学びました。


1. 変形性肘関節症の特徴

主な原因:過去の外傷(骨折・脱臼)、野球や重量挙げなどの過度な使用、加齢による軟骨の変性

主な症状:肘の疼痛、可動域制限(特に伸展制限)、動作時の違和感や引っかかり


2. 評価と診断のポイント

可動域チェック:肘の屈曲・伸展の制限(特に伸展制限が顕著)

疼痛部位の触診:外側・内側上顆、肘頭の圧痛を確認

動作分析:肘の使い方(投球動作、荷重動作時の痛みの有無)


3. 運動療法とリハビリ戦略

変形性肘関節症の運動療法では、可動域改善・筋力強化・負担軽減が重要です。

可動域改善:肘関節のモビライゼーション、前腕のストレッチ(回内・回外)

筋力強化:リストカール、チューブを使った前腕回旋エクササイズ

負担軽減の工夫:スポーツやトレーニング時のフォーム修正、適切なサポートギアの使用


4. 予防とケアのポイント

過度な負荷を避ける(特に肘に負担がかかる動作の調整)

血流改善(温熱療法やセルフマッサージ)

前腕・肩との連動性を高める(肩甲帯の安定性を意識)


まとめ


肘関節は日常生活でも頻繁に使われるため、適切な運動とケアによって症状の進行を抑えることが重要です。トレーナーや施術者として、クライアントの動作や習慣をしっかり評価し、最適なアプローチを提供していきましょう。