こんにちは!青島 渉です。

スタッフ敎育や採用の中で「これからの時代に本当に生き残る、市場価値の高いトレーナーってどんな人だろう?」と考える機会がありました。

 

今週は、高校の部活動指導から、『Tarzan』の取材同行まで、パーソナルトレーニングセッション以外でも現場を回り改めて確信した、私なりの「一流の定義」と「これからの組織のあり方」について、少し熱く書いてみたので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。 


※写真はTarzan撮影前の打ち合わせ。
当日の流れや撮影場所を確認しながら、現場で起こり得ることを想定して準備しています。


「コピー能力」で満足するな。一流へと化けるトレーナーの決定的違い。

パーソナルトレーニングの現場に立ち、採用やスタッフ教育をしていて、入社してすぐに「この子、優秀だな」と感じさせる若手に出会うことがある。

我々の手技や声かけを一度でパッと吸収し、マニュアル通りに60分のセッションをスムーズに完結できるタイプ。いわゆる「コピー能力(真似る力)」が抜群に高い人材だ。

しかし、ある一定のラインを超えた瞬間、彼らは例外なく巨大な壁にぶつかることになる。

一流のプロフェッショナルが火花を散らす環境に直面すると、私自身も強烈に痛感させられる事実がある。

現場で最後に試されるのは、用意してきたメニューを完璧にする力ではない。「その日の状況に合わせて、準備してきたものを変えていく対応力」。これに尽きるのだ。

今回は、教育や採用の視点から、この「コピー能力」と「真の対応力」を分かつ決定的な境界線、それからプロへ進化するために本当に必要な条件について、私の視点から深く紐解いていきたい。

 

一本道の技術が通用しない、シビアな「プロの現場」

正直、マニュアルを型通りに提供するだけのフィットネスジムであれば、コピー能力だけでも十分に重宝されるだろう。

だが、我々が日々対峙している多忙なエグゼクティブ層や、トップアスリートたちの現場では、一人として「昨日と同じコンディション」の人間など存在しない。

「腰が痛いなら、このストレッチを」というような、一本道のコピー技術など、そこでは何の意味も持たないのだ。

痛む部位だけに目を奪われるのではなく、アライメント不良を引き起こしている根本的な原因をその場で瞬時に見抜くアセスメント能力こそが求められる。

対応力の高いトレーナーは、意識の矢印が「自分が正しくできているか」ではなく、常に「目の前の相手」に100%向いている。だからこそ、相手のその日の微細な状態を読み取り、事前に用意していた完璧なプランを、その場でサラリと「捨てる」決断ができるのだと思います。

 

圧倒的な対応力を支える「異常なまでの準備力」

では、この「対応力」とは、現場のノリでひらめく天性のセンスなのだろうか? 答えは否だ。現場での対応力の正体とは、感覚ではなく、「異常なまでの準備力」に他ならない。

マニュアル型のトレーナーは、「AからBへ」という直線的な準備しかしていない。だから途中で道が塞がれるとフリーズしてしまう。

一方で、一流の準備は「縦横無尽に広がる樹形図」だ。

Aプランが崩れたらBプラン、それもダメならCプランというように、「もし〜なら(If-Then)」のシナリオを何層にもわたって思考し尽くしている。

手札を大量に用意しておくのは、それを現場でひけらかすためではない。「その日の最適解となる、たった1枚のカードを迷いなく選び抜くため」に、血の滲むような準備を裏で重ねているのだ。

 

採用と育成で絶対に妥協してはいけない「マインドセット」

Bプラン、Cプランまで頭をフル回転させてシミュレーションし、お客様の些細な変化を絶対に見逃さない。これって、途方もなく頭に汗をかく、地道で泥臭い作業の連続だ。

「マニュアル通りにこなす」ほうが圧倒的に楽なはずなのに、なぜ彼らはそこまで思考し続けられるのか。

その唯一のエンジンとなるのが、やはり「マインドセット」だと思う。

僕たちの根底にあるのは、「正しい知識と情熱で、目の前の人の可能性を最大化する」という、何よりも大切にしている理念だ。

「自分が褒められたい」「うまくセッションをこなしたい」という自己満足ではなく、「この人のパフォーマンスを何としても引き上げる」「この人の身体を絶対に良くしてあげたい」という本気の執着心があるからこそ、妥協なく学び続けられるし、複数のシナリオを準備し続けることができる。

 

技術に「情熱」という魂が乗ったとき、トレーナーは本物のプロになる

これからトレーナーを目指す方、あるいは今よりもっと高いステージへ駆け上がりたいと思っている方に、どうしても伝えたいことがある。

現時点で、深い知識や、多様な技術の引き出しがなくても全然構わない。スキルや業務フローなんて、後からいくらでも教えられる。

だけど「誰かの可能性を最大化したい」という情熱や、「この人に身体を良くなって喜んで欲しい」という価値観のベースだけは、後から植え付けることがめちゃくちゃ難しい。

我々が一緒に働きたいのは、器用にマニュアルをこなす人ではない。相手のために泥臭く準備をして、思考し続けられる人だ。技術という武器に「情熱」という魂が乗ったとき、トレーナーは本当のプロフェッショナルになる。

 

日々、多忙を極める経営者などのエグゼクティブ層や、プロアスリート(ゴルファー、格闘家、バスケ、サッカーなど)のパーソナルトレーニング。そして、雑誌やメディアからのシビアな依頼。我々の現場には、「わずかな変化が結果を左右する」本当に緊迫感のあるクライアントが集まる。

ここでは「真似るだけの技術」は一切通用しない。

 

その代わり、本気でクライアントの現在地を見極めて、プロとしての圧倒的な対応力と準備力を身につけたい!と思っている方にとっては、これ以上ない最高の成長環境だと約束します。

 

「今の自分の環境を変えたい」「本物の技術を学びたい」

もし、この言葉に少しでも心が動いたなら、まずはオンラインでも、実際の施設でもいいので、ざっくばらんに情報交換するところから始めてみませんか?

僕たちと一緒に、本物の「対応力」を磨いていきましょう!

 

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