こんにちは、スポーツペアストレッチ講師の青島 渉です
クライアントでゴルフを行っている50代 男性のクライアント様。
最近ゴルフレッスンを受けてレッスンプロからテイクバックで身体が回っていない!(回旋制限)と言われた悩みを話してくれました。
またゴルフ後は腰痛も出るそうです
テイクバックの動きは解剖学的に、
・脊柱の回旋(胸腰椎の回旋)
・骨盤の回旋(股関節の内旋、外旋)
・肩甲骨の外転、内転
上記の3つの動きが考えられます。
※大まかに脊柱40度、骨盤45度、肩甲骨 5度=90度の回旋運動
3つの部分の回旋の評価を行ってみると骨盤の回旋可動域に制限が見られました
骨盤の回旋可動域は股関節の内旋、外旋から構成されていてクライアントの股関節を細かく評価すると右の股関節の内旋可動域に制限が見られました。
股関節の内旋可動域を制限している筋肉として、大転子の上後部~仙骨前面についている「梨状筋」の筋肉の緊張-短縮が原因として考えられます。
股関節の水平面の軸に対して後方についている梨状筋は外旋として作用する為、内旋の制限になります。(※股関節の屈曲角度によって内外旋の変化があります。)
クライアントにうつ伏せになってもらい梨状筋に対してスポーツペアストレッチを行いました!!
ストレッチ後にクライアントにスイングして貰うと「テイクバックしやすい!!いつもより楽にクラブがあがります」と声を頂きました。
後日ゴルフの練習後に連絡をくれて、練習後も腰痛がなくなったそうです。
良かったです!(^^)!
テイクバックで身体が上手く回らない方!
ゴルフスイングで回旋制限がある方!
ゴルフ後に腰痛がある方にお試し下さい
詳しい梨状筋のストレッチと解剖学は下記からご覧下さい
○解剖学
梨状筋(piriformis muscle)
【起始】仙骨前方
【停止】大腿骨大転子の上後方部
【神経支配】仙骨神経叢
【機能】股関節の外旋
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青島 渉