美容室の廃業が多い。一人ひとりの収入が低い。。。

 

美容業界においてこのような問題は、長らく続いています。

 

複合的な理由があると思いますが、最初にもいつくのは「供給過剰」です。

 

供給過剰になれば「熾烈な価格競争」が生まれるため、顧客一人あたりの利益が下がり、美容師の給与も下がります。

 

利益がとりにくい、

給与は下がる、、

人がやめていく、、、

 

美容室は潰れます。

 

カリスマ美容ブームにより、急激に増えた世代の美容師が40代中盤になり、独立・出店のピークになりました。

 

ライバル店がひしめく中で、無策な低価格競争が悲劇を拡大しているように感じます。

 

今回は、値付けの考え方を少し違った角度から考えます。




 

【結論から】

 

価格さえ下げれば集客ができる、、このように大きな誤解をしている美容師が多い。

 

薄利多売になればなるほど、経営の難易度は上がると感じる。

 

むしろ付加価のビジネスの方がよっぽ難易度は低い。

 

技術職ゆえ、技術の巧拙(上手い下手)が「価格決定の理由」と誤解している。

 

巧拙と価格設定は全く違うところに存在する。

 

重要なのは、技術の巧拙と価格設定は全く違うと切り分け、営業力(提案力)を身につけられるかである。

 

【誰でもできる低価格戦略】

 

お客様と話していると「あそこにまた、美容室ができたわよ」と言われることが非常に多いです。

同じ美容師でも「まだ、美容室って新規オープンするんだ」と感心します。

 

2019年の新規出店数は、およそ14,000件。

2019年では倒産119件、閉店はおよそ数千店舗と言われるデータが出ています。(東京商工リサーチによる)

 

出店件数は未だ上昇しているようで8年連続の増加になっています。

 

美容室の件数が増えると必ず出てくる施策が「低価格競争」です。

 

集客を考えると一番最初に出てくるアイデア、それは「価格を安く」することです。

 

隣がカットカラー¥10,000なら、うちは¥8,000。

あそこがカットカラー¥8,000なら、こっちは「トリートメントつけて¥8,000」とこんな感じになります。

 

簡単に格安美容室の出来上がりです。

 

このような戦略は誰でも考えつきます。

悪いことではないのですが、その影響を考えると良いとも言えません。

 

【美容師の仕事を考えればわかる】

 

低価格は悪手とまでは言えません。

しかし、無策に手を出すとその後の影響が大きく出ます。

 

その一つが「美容師の給与」の問題です。

 

美容師の仕事を考えると「時間」が重要になります。

美容師一人の稼働時間はアッパーがあり、価格を落とすと給与が下がります。

 

美容師の給与体系は、売り上げの〇〇%のバックをもらう。。。このようになっています。価格を下げると給与が下がります。そうなると現場の美容師は「こなす」ことを考えます。

 

サービス提供の質は下がり、

アシスタントへの「依存」は度を超えて、、

最終的には再来率を落とし目先の売り上げも上がらず、重要なLTVも逃します。

 

価格を下げるだけの戦略は、事業自体をシュリンク(縮小)させてしまうことが明確に理解できます。

 

【低価格の戦略は実は難しい】

 

集客を考えると「価格を下げる」ことは、比較的簡単に発想できます。

しかし、経営や会計などの知見がなければ、経営状態すら揺るがす大きな意思決定に

なることに気がつけません。

 

単価が下がる 

①一人当たりの原材料費の比率が上がる

②原材料費の比率が上がると一人当たりの利益が下がる

③粗利益が下がる

④固定費率が高くなり、利益を確保できない

⑤利益が下がるので美容師の給与が下がる

⑥給与が下がるので客数をこなすことへの優先順位が高まる

⑦詰め込む予約による「質」の低下

⑧質の低下は、サービス提供とサロンの働く環境の低下に繋がる

⑨働く環境が低下し人が辞める

⑩美容室の経営がままならなくなる

 

ネガティブなことだけを挙げていますが、おおよそのシナリオです。

 

低価格の戦略は実は難易度の高い経営判断だと感じます。

 

なぜならば、、、

 

逆の視点で説明します。

 

低価格の逆は「付加価値サービス」の戦略と位置付けます。

 

つまり、提供するサービス(美容室で行うカットなど)にさらに特別な価値をプラスすることです。

 

こうすることでライバル店を無効にすることができます。

つまり他のサロンにはないことを提供するからです。

 

機能や価格で差をつける差別化ではなく、他には無い区別化をすることになります。

 

ライバル店がないのですから、戦略としては難易度が低いわけです。

ライバルに勝ち抜く戦略の方が、難易度は高いと感じます。

 

付加価値の方が難易度が高いと感じているかたがいますが、そもそも付加価値サービスを見つけられない時点で、勉強・実力不足です。

 

そんな経営者が「低価格の戦略」を行なっては、無策な試みとして失敗することになります。

 

利益が下がる中で、それを補う集客・マーケティング・再来させるオペレーション。。。この精度を高める方がよほど難しいと感じます。

 

【簡単に流れるな】

 

周りにライバル店が出てきたから、

集客がしたいから、、

売り上げを上げたいから、、、

 

ここから一番ラクな方法は「価格を下げる」です。

 

簡単な方へ流れてしまいます。

 

高い価格ゆえ、顧客の高い期待値・満足度を超える難しい課題から逃げてしまいます。失客の心配をして、同様に価格を下げている方がラクですから。

 

また、顧客への高い価格の交渉から逃げ、簡単な値引きに逃げることは誰でも可能でうす。

 

難しい課題から逃げ、簡単な課題・解決に手を出しがちです。

 

そこから価格を上げることはさらに難しくなります。

 

ここでも低価格は難易度が高いことが理解できますね。

 

【技術の巧拙が価格につながる勘違い】

 

美容師の多くが「技術の巧拙が価格を決める」と勘違いしています。

 

技術力がある方が「単価が高い」と考え、技術の未熟な技術者は「価格を低く」と考えがちです。

 

これは全くの勘違いです。

 

そもそも「誰が技術力を決める」かの問いを間違えています。

 

技術力は「顧客」が決めるわけです。

 

美容師同士で決めることは一切ありません。

 

ガイド通りにカットができるから「価格が高い???」のでしょうか。

 

全くの認識違いです。

 

価格に対してサービス提供は「顧客」が決めます。

その価格以上の満足があるか。。。が重要です。技術力は一部でしかありません。

 

技術職の勘違いです。

職人のプライドのような無駄が感じられます。

 

【技術力と価格は無関係】

 

ここで明確に説明しておきます。

 

「技術力と価格は無関係」です。

「商品力と価格は無関係」です。

 

まずはここの認識を一致できるといいです。

 

では価格と関係しているものは、、、

 

「交渉力」です。つまり「提案力」です。

 

提案力がないことを「技術力不足」と勘違いしています。

 

問題に対しての分析が誤っているので「解決」されることはありません。

 

売れないサロンほど「技術が悪い」と結論づけています。

売れない経営者ほど「スタッフが下手」と勘違いしています。

 

売れない理由ば「交渉力」、つまり「提案力」が低いからです。

 

売れない=技術力 と勘違いしているサロンのスタッフは「自分に自信がない」ので弱気です。

 

プラスワンメニューや高単価のメニューを提案することに弱気です。

 

技術力がないから売れない。。。

 

こんな思考でいます。

 

さらに深刻になれば、値引きの交渉だけはできるようになります。
つまり「値下げ」や「割引サービス」の思考です。

 

【提案力を上げるなら】

 

提案力を上げるのは「聴くこと」です。

 

ここは今回の内容とズレるのでこれだけにしておきます。

 

聴く力やカウンセリングに役立つ本を紹介しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ダメな経営者ほど】

 

技術力と価格を関係していると勘違いしている経営者は、交渉力(提案力)の向上にスピード感ある改善を行いません。

 

そこで、売り上げが増えないから「価格を下げて集客」を試みます。

 

予約が入るようになり、スタッフを増やします。

 

ただ、利益は出ないので「美容師の給与(報酬)が低いまま」です。

 

売れないのは技術力よりも「提案力」の問題であると気が付くべきだと感じます。

 

低価格(薄利多売)の商売は、いつの間にか完成されていきます。

利益を確保できず、経営は苦しくなります。

 

気が付かないうちに「低価格戦略」のサロンになっています。

 

それは技術力=価格。集客=値引き という多いなる勘違いから生まれます。

 

価格は提案力です。

 

技術とは異なる場所に存在しています。

 

【まとめると】

 

価格さえ下げれば集客ができる、、このように大きな誤解をしている美容師が多い。

 

薄利多売になればなるほど、経営の難易度は上がると感じる。

 

むしろ付加価のビジネスの方がよっぽ難易度は低い。

 

技術職ゆえ、技術の巧拙(上手い下手)が「価格決定の理由」と誤解している。

 

巧拙と価格設定は全く違うところに存在する。

 

重要なのは、技術の巧拙と価格設定は全く違うと切り分け、営業力(提案力)を身につけられるかである。


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ボクがインスタラクターなので、常時開催できるようになっています。
シェアサロンで経営の勉強ができるインフラは他にないと感じます。

ご入居の皆さまは、法人や個人でお仕事をされているので「お仕事の成果の最大化」や「今後のビジネスチャンス、その後の展開」に向けたヒントになれる勉強会を設けております。

 

マネジメントゲームのプレイ中にも感じることのできる、とても重要な考え方を今回はブログにしておきます。





【結論から】

 

人が辞めることが、サロンにとって大きな損失である。

 

当たり前と思っていても、できていないサロンが往々にしてある。

 

人が辞めない環境を作る。

人が辞めてもすぐに入ってくる環境を作る。

 

なぜならば、人がいなくなり「売上の上がらない時期がある方が損失」であるから。

 

人が辞めて人を育て入れ替えが、現場ではとにかく大変である。

 

つまりは「給与を高くし、人が辞めない環境を作る」ことが非常に重要である。

 

新しい人に投資をするのではなく「今いる人に投資をするから新しい人に投資ができる」この順番である。

 

【仕事を選ぶ上での重要な要素】

 

仕事をとお金の話をすると「銭ゲバだー」とか「お金のことしか考えてない」と必ず批判を受けます。

 

みんな、お金のことを考えているクセに。。。といつも思います。

 

ボクのスタンスは「仕事=お金」は当然だと考えています。

 

もちろん、仕事はお金が全てではないですが「綺麗な言葉」でふわっと取り込む卑怯な手段は嫌いです。

 

雇用されている人は「仕事はお金じゃない」と綺麗な言葉を使えますが、自らビジネスをしている側からしたら「何を寝ぼけたこと言ってんだよ」と失笑を買います。

 

自ら商売をしている人は「お金じゃない」なんて議論になりません。

あまりに前提も前提の話をしているので、議論をする気にすらなりません。

 

仕事で稼いだお金はアナタの未来の選択肢を増やし、アナタが応援する企業や人のサービス提供を支え、アナタの家族を支える国の経済の一部になっているわけです。

 

仕事=お金じゃないなら、ボランティアで無償の行いをすればいいと感じます。

 

【話は雇用主】

 

話を本題に戻すと「釣った魚には餌をあげない」サロンが意外と多いと感じます。

 

もちろん「ゴーイングコンサーン」ですから、サロンが長く続くことが重要なので、美容師からの歩合をとることで、サロン運営が継続的に行われます。

 

その歩合を多く取り、私腹を肥やす美容室経営者が多いですよね。

 

美容室経営者も昔は社員で、勤め先の給与が低いと文句を言っていた人が多くいます。しかし、独立してみると「勤め先と同じような給与体系」をしている経営者が後を断ちません。貧乏の再生産です。

サロンオーナーはこんなに儲かるんだぞ!とゲレンデ乗り回し、わかりやすい「成功のアウトプット」を行います。俺みたいになれ!と言いつつも「独立は嫌がる…」美容室経営者が多いのも事実です。

 

【本質的な投資をご存知で?】

 

人が辞めることへの大きな「損失」をご存知だろうか。。

 

マネジメントゲームでは、プレイ中に「スタイリスト退社」というリスクが生じます。

 

途端にお客様を集客するチカラ、

お客様を仕上げる客数の減少、、

そこから固定費率が高まり利益の減少、、、

 

スタイリスト一人の退社によるサロン運営の傾きが顕著に表れます。

 

サロンの重要な投資は「人が辞めない環境づくり」だということです。

 

そんなことは知ってるよ!!と声が聞こえてきます。

 

しかし、いいえ!わかってません。。。と反論します。

 

本質的な「人が辞めない環境は、シンプルに『給与が高い』こと」です。

 

【給与が高いと】

 

なぜ、人が辞めない環境が「給料が高い」ということなのでしょうか?

 

批判されることは承知しています。

 

そこでこのように説明します。

「仕事のやりがいや、楽しみは『生活の安定』から」です。

 

そこからです。人の気持ちが安定すれば、仕事に打ち込みやすくなるでしょう。

自主的に動く人も出てくるでしょう。

それが「働きやすい環境」の一部であることは事実です。

 

感謝に溢れている。当たり前ではない謙虚な空気。素晴らしいと感じます。しかし、仕事で集まったメンバーに対して「お金じゃない、感謝」はずるいです。

 

また、給与が高いと「人が辞めない」そして「辞めても人が入ってくる」わけです。

 

経営者は、会社の利益を気にしています。そうですよね。

 

人がいない期間に月間70万〜100万売り上げが上がらない。。。

しかし固定費は同じまま。。。

固定比率が高まり利益を圧迫します。

年間に均すとかなり大きな損失です。

 

美容室の利益は「スタッフが売り上げた売り上げ」から出てきます。

 

人が辞めることで美容室にとっては大きな損失です。

 

金銭面(売り上げ)の部分もですが、そのスタッフが持っているナレッジ(そのスタッフが持っている情報、付加価値のある経験や知見)の流出。。。

 

ここも大きな損失になります。

 

実損では売り上げがダウン。。。見えない損失では「付加価値のある経験や知見」です。

 

 

【給与は繋ぎ止めておくお金】

 

あくまでもボクの価値観ですが「給与」とは「人を会社に繋ぎ止めておく代金」です。まさに「代金」。代わりのお金です。

 

そのスタッフが大きく売り上げを挙げられる。

そのスタッフに積み上がったナレッジ。。

 

これらを会社が「買い物」しているわけです。

 

それらは繋ぎ止めておく代金として給与となります。

 

そのスタッフが抜けることで実損、ナレッジ共に損失になります。

また、スタッフ一人がいないことから集客(ここでは受け入れられる人数)も減少。

 

LTVも含めると機会損失はかなり大きいと感じます。

 

人が辞め、売り上げが上がらない時期に加え、入社してからの教育、、、

 

人が入れ替わることがとても大変です。

 

長く働いてもらえる環境は「繋ぎ止めておく」ための高い給与です。

 

【求人が楽に】

 

高い給与にしておくことで、人がすぐに入ってくるようになります。

 

当然ですよね。労働環境の一つ「給与」が高いからです。

 

引っ越しや、病気、、、いろんな理由から退社をせざるを得ない時は往々にしてあります。

そのスタッフを募集する上でも「給与が高い」環境は、すぐに働き手が入ってきます。

 

【パレート最適】

 

美容室の人事で抜け落ちているな、、、と感じるのがパレート最適です。

 

資源が無駄なく配分された状況を指す言葉です。

 

美容室で言うと、、、

 

1ヶ月の総客数や新規客の人数を、働く美容師に配分されている状況です。

 

つまり、多くのスタイリストを雇用することで「未来の機会損失」は防げるが、予約が空いてしまい、給与を高めることが困難になります。こうして低所得の不満が生まれます。

 

人数をむやみやたらに増やすのではなく、それぞれのスタイリストの予約が埋まることをまずは先に取り掛かることだと感じます。

 

人数を増やせば「一人にかける人件費」は小さくなります。

 

人数が最適であれば、限られた資源(客数、新規数)を無駄なく分配できます。

 

人数が多ければ、分配が限られてしまい暇な時間(空いている時間)が発生します。

 

美容師は暇な店ほど「退社」が多くなります。

これは経験談ですが、事実だと感じます。

 

【まとめると】

 

人が辞めることが、サロンにとって大きな損失である。

 

当たり前と思っていても、できていないサロンが往々にしてある。

 

人が辞めない環境を作る。

人が辞めてもすぐに入ってくる環境を作る。

 

なぜならば、人がいなくなり「売上の上がらない時期がある方が損失」であるから。

 

人が辞めて人を育て入れ替えが、現場ではとにかく大変である。

 

つまりは「給与を高くし、人が辞めない環境を作る」ことが非常に重要である。

 

新しい人に投資をするのではなく「今いる人に投資をするから新しい人に投資ができる」この順番である。

 

 みんなの日常のヒントになれば。

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美容師と話していて、非常に多く感じるのは「未来への心配」をしている人です。

 

毎回、話すのですが「未来はコントロールできるものではないから、執着せずコントロールできる今を頑張る」と常に感じています。

 

ゴールを決めて、逆算して行動する。これができるならそうしています。

ゴールを決めて逆算の行動が取れるなら、未来を恐れて今何もできない人はいないわけです。

 

今回は「未来を心配する前に今に集中しろ」という内容です。




 

【結論から】

 

未来を恐れて今を疎かにしない。

 

未来を恐れて、今の手を止めない。

 

未来は現在の延長にしか過ぎない。

 

つまり、今できることに全力を注ぎ込む。その積み上がりが未来になる。

 

【未来を心配して、何もしない人多数】

 

美容師のキャリア相談を受けると、多くの人が「未来の心配、将来への不安」を口にします。

 

それならば、その心配や不安に向かって何か行動しているのか問うと、、、

「何もしていない」。。。

 

多くの答えが「何をしていいかわからない」です。

 

それはそうです。未来は来てみないとわからないからです。

 

もう一度、確認しますが「未来は現在の延長線」でしかないはずです。

 

多くの人が未来を確実に言い当てる人はいません。不可能です。

 

【確実な未来予測の方法】

 

未来を確実にする方法が一つだけ存在します。

 

それは、、、

 

「自分で未来を実現する」ことです。

 

未来を予測する唯一の方法です。

 

未来を決めてそれに向かって行動すれば、それが叶う。つまり未来予測の成功です。

 

唯一の方法、それが自分で達成することですね。

 

【心配事はほとんど起こらない】

 

よく言う「心配事の96%は起こらない」です。アメリカの大学が論文を発表もしてましたね。

 

心配したことが起きた!と言うご記憶の方もいると思いますが、実際に起きたことを記憶していると言うことがあります。だから覚えているのでしょう。

 

ある意味では、心配事は起きないから大丈夫!というマインドを持って日々積み上げをしていくことが大事なように感じます。

 

心配するようなことは96%は起きません。

 

それなのに、コントロールできない先のことを心配して「今」を疎かにしてしまうことが「心配」が現実になってしまいます。

 

【未来を想像できない人の方が多い】

 

偉そうな本や、人の話を聞くと「未来を想像」してから逆算する。。。

 

こんなことを書いてあります。

 

未来を想像することが難しい人が多い中で、このような正論を読んだり聞くと「不安」になると思います。

 

逆です。未来なんか想像できなくて大丈夫です。

 

それよりもリスクなのは「今、何もしない」ことです。

 

「コネクティング ザ ドッツ」スティーブ・ジョブズの言葉として聞きます。

 

点と点が結ばれるようになります。

 

今できることをやってみる。

次に別のことをやてみる。。

 

いつかそれが組み合わさって新しいことができるようになる。。。

 

「コネクティング ザ ドッツ」です。

 

今できることと、次にやる別のことがどのように繋がるかは「わからなくてもいい」わけです。

 

いつの間にか、それらが重なり応用されることで新しいスキルを生み出していきます。

 

【今できることにコミットする】

 

何もやらないことが、未来にとって大きなリスクになります。

 

今、何もやらないことで10%未満の「心配事」が実現してしまうのです。

 

今!という瞬間的な時間は「できること」に向き合った方がいいと思います。

 

不安はつきものです。しかしその不安なんて10%も起きないわけです。

 

今までやってきてないことも関係ないです。

 

学歴が低いから、、、

仕事で結果がまだ出てないから、、、

 

過去なんてどうでもいいです。

 

過去も未来もコントロールできない部分です。

 

唯一、今だけがコントロール可能です。

 

今を積み上げた人こそ、心配事が起きない未来を実現できます。

 

【まとめると】

 

未来を恐れて今を疎かにしない。

 

未来を恐れて、今の手を止めない。

 

未来は現在の延長にしか過ぎない。

 

つまり、今できることに全力を注ぎ込む。その積み上がりが未来になる。

 

 みんなの日常のヒントになれば。

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運営するシェアサロンのことについて。。。

 

考え方というよりも、結果が出ているのでそこを言語化します。

 




【結論から】

 

美容室には店長も管理者もいらない。

 

ディセントラライズドなコミュニティ。

 

上司も先輩も無駄な人間関係がない、対等で自由な環境。

 

それが目指すところ。

 

【うち(Solon)だからできる】

 

運営するシェアサロンが目指すもの。そして結果が出てきていることは「コミュニティ」であることです。

そのコミュニティには「先輩も、古参も、支持を出す人」も存在しません。

 

いるのは「対等な経営者」たちが存在するだけです。

 

正社員のサロンには到底叶えることはできません。

業務委託サロン、他社のシェアサロンにも達成することは難しいと感じます。

 

なぜならば、、、

 

正社員雇用は「自由」がありません。会社の物差しの範囲で、社員が自ら意思決定しているように感じているだけです。

上司や社長の意思を実現するために社員が存在しています。

 

コミュニティとしての運用と比較すると、極めて対極に存在します。

 

業務委託サロンや他社のシェアサロンでも達成は難しいと感じます。

なぜならば、正社員と同じように「管理する組織」を形成しているからです。

 

各店舗に「店長」ないしは「管理者」を立て、報酬を支払いながら店舗を任せる。

少し進化すれば、働くフリーランスに報酬を与えながら管理業務を分担する。

 

サロンのために「働く」構図になります。

 

つまり、サロンのために働かせる人が出ます。それが組織です。明確な官僚型の組織です。

 

言葉を選ばずに言えば「上から下」に指示が流れ、現場のスタッフがそのために働く。組織の現れです。

 

【うち(Solon)というと】

 

中で働く美容師さんには「管理業務」はありません。

運営から指示が出て、報酬を与える代わりにサロンを管理することはありません。

 

なぜならば、、、

 

組織になってしまうからです。

管理者となった人は「自分位都合のいいルール」を作りかねないです。

正社員雇用の店長や、管理職がいい例です。

長く続く慣習や伝統の中には、管理者・先輩が楽なルールを散見します。

 

そのような無駄なルールから解放すべく、うちは「コミュニティ」を目指します。

 

圧倒的に進む方向が違います。

 

【ディセントラライズドなコミュニティ】

 

DAO やディセントラライズド という言葉をよく聞くようになりました。

 

WEB3 の申し子のような概念ですが、美容室ver3 のようなシェアサロンには親和性が高いです。

 

それぞれの美容師さんの集合体。非中央集権的なコミニュティです。

 

【美容師さんは芸術家】

 

美容師さんは髪の毛の芸術家です。

 

この芸術家(アーティスト)たちを「ルール」「束縛」「感情」で押さえ込むのは良くないと考えます。

 

もちろんビジネスとしての考えもそこには含まれています。

 

しかし、根本的なマインドは「髪の毛のアーティスト」です。

多くの美容師と話しても、ここの根本的な部分は必ず感じられます。

 

そこを最大化するためには「余計なルール」や「余計な仕事」から解放させ、さらに髪の毛にコミットできるような環境を提供するのが好ましいと感じます。

 

【美容室には難しいと感じる】

 

そもそもこの「非中央集権型なコミュニティ」は、美容室には到底達成困難なこと。。。感じます。

 

なぜならば、、、

①徒弟制度、主従関係

②給与制度

だと感じます。

 

[①徒弟制度、主従関係]

 

ここでの結論は「教える人と、教わる人」がいるからです。

 

教える人と教わる人の関係性が、勤めている限り続くので「師匠と弟子」の関係になり、後輩が是々非々で動くことが困難な関係になります。

 

不満が生まれる関係が多くなります。もちろん是々非々で動けばいいのですが「技術を教わった」という自分にとっても大きな感謝は、なかなか代え難い人が多くかんじます。

 

また、教える人も「教えた」ということからマウントをとりがちで、後輩を従わせる関係になりやすいです。

 

教育は事業化できる。。。常に考え、唱えていることですが、同じ職場から教わるよりも、外部のオンラインサロンに入って学ぶ方がいいと感じる側面もあります。

 

[給与制度]

 

美容室の給与制度には「基本給+歩合+役職手当」があります。

 

年次を挙げていくと役職をつけて「給与を高める」こと。

年齢が上がるにつれて「集客が困難になる」ということ。

 

ここから「役職手当」をもらいながら給与を下げない。。。ようになります。

 

年次の上がったスタイリストはおおよそ、ここを考えていると感じます。

 

つまり年次が上るにつれて、同じ客数で売上(給与)をキープするのは難しくなる。

役職を上げることでそれ以上を達成する。。。

 

「官僚型組織」の出来上がりです。

 

給与体系や報酬体系の作り方ですでに、コミュニティにはできない設計になっています。

 

根本的に出来上がらないわけです。

 

しかし、現場の美容師たちからは「コミュニティ」を望む声が多くあります。

その声をそのまま聞いてしまっては、年次が上るにつれて、同じ客数で売上(給与)をキープするのは難しくなります…。

 

そこをSolon の報酬体系やサービス内容の出番になります。

 

毎月の費用を限りなく落とすことで、少ない日数や売上でも報酬を高くできます。

 

だからこそ「コミュニティ」を継続できます。

 

報酬も高く、自由度も非常に高い(管理者がいないから)ので、他人に執着するような人が出てきにくいのも特徴だと感じます。

 

Solon はコミニュティを目指します。コミュニティを体現しています。

 

【まとめると】

 

美容室には店長も管理者もいらない。

 

ディセントラライズドなコミュニティ。

 

上司も先輩も無駄な人間関係がない、対等で自由な環境。

 

それが目指すところ。


みんなの日常のヒントになれば。

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美容師から、かなりの頻度で相談されるのが「このままの売り上げを続けていくのか。。。」

 

これ以上の客数を上げなければ給与がアップすることはない。。。将来への不安が多く相談されます。

 

多く話される内容として次に挙げられるのが「そーいえば、〇〇さん▲▲(高級車)を買ったらしいよ」「◾️◾️(高級腕時計)買ったらしいよ」という話。

 

他人の金遣いの話なので本当にどうでもいのですが、将来への不安と金遣いの矛盾が多いので、ブログにしておきます。




 

【結論から】

 

本質的なお金持ちは「純資産」が大事。

 

必要以上の贅沢をして一生働くのか、満足いく不自由ない暮らしをしながら仕事を早期リタイアして、仕事を本質的な楽しみにするのか。。。

 

ここの切り分けは重要である。

 

肉体を行使する美容師は、年齢を重ねるたびに「集客力」と「パフォーマンス」が下がるのだから、どこを狙うかは「明確」なはずである。

 

【とにかくめちゃくちゃ聞く】

 

美容師のあるあるで「高級車やブランド時計を買いがち」です。

 

成功(収入)のアウトプットが「モノを得ること」になっている業界と感じています。

 

めちゃくちゃダサいです。

 

ちなみにボクの価値観は

・必要以上の贅沢は興味がありません。

・自分の儲けよりも、まずは美容師が豊かになることを優先します。

・早期リタイアをして、楽しみとして美容師を続けます(サイドファイアー)

 

高級車も高級時計もブランドも全く興味がありません。

ここを気にする人はプライドや執着を強く感じます。

 

高級車を乗り回し、ブランド品を身に纏い、成功者としての振る舞いが好きな人はやればいいです。

 

ただし、雇用している美容師の生活はどうなんでしょうか。

 

雇用されていた時の給与には不満があったのに、自分が雇用する立場になると同じような給与体系にしているオーナーばかりです。

 

美容師は、勤め人の時にお金がないのか、独立するといきなりライフスタイルインフレーションが高くなる。そうなることで、雇われている美容師がお金がない。

 

負(貧乏)の再生産を繰り返します。

 

「俺のような暮らしになれるぞ!」なんて言ったりしています。

しかし、独立して「同じオーナーという立場」になろうとすると独立を拒みます。

 

自分自身のようになれるぞ!ということを繰り返しながら、その時が来ると足を引っ張ります。

これが繰り返される美容業界です。

 

【お金がわかればそんなことしない】

 

夢に生きるか、合理的に生きるか、、価値観の差の話なので、価値観が違う人は「何言ってんだ」になると思います。

 

それも承知の上です。

こちら側の価値観のブログなのでご容赦ください。

 

高級車や高級時計を美容師は「いい暮らし」のアウトプットにしています。

 

全くお金のことを理解していないので説明します。

 

大事なのは「純資産」です。

高級車や家は「耐久消費財」なので純資産に含まれません。

 

お金持ちの定義は「資産額」です。

 

収入は「キャッシュフロー」です。大事ですが本質ではない。。。と説明しておきます。

 

簿記の領域や財務諸表が読めればすぐに理解できることです。

 

【美容師こそサイドファイヤーに向いている】

 

美容師こそ早期リタイアをして、本当の楽しみで美容師を続ける「サイドファイヤー」に向いていると思います。

 

投資の収益の一部が暮らしの必要金額に達したら、あとは趣味(本気の趣味)として美容師を長く続ける。。。

 

サイドファイヤーが美容師には向いていると考えています。

 

お金は「選択肢の自由」を与えてくれます。

 

自分自身の暮らしの水準を「ライフスタイルインフレーション」を意識しながら、無駄な贅沢はしないで、何不自由のない暮らしをしながら「楽しむ」生活を得られればいいと感じます。

 

収入(キャッシュフロー)にこだわると、美容師の貧乏の再生産を繰り返します。

 

【マネジメントゲームも同じ】

 

「マネジメントゲーム」のインストラクターをしています。

 

「ゲームで学ぶ!美容室の経営」です。

 

このゲームの勝利条件は「自己資本」を高めた人の勝ちになっている。

 

つまり「純資産」を高めた人の勝ちになります。

 

これは、法人や個人も同じことが言えます。

 

全てのお金や換金できるもの、不動産から「借金」を抜いたものが「純資産」です。

 

これを高めた人が「ゲームでも現実でも」勝利につながります。

 

 

高級車や家(建物)やブランド品は耐久消費財として「純資産に含めない」ですから、無駄遣いしていると「ゲーム(リアルな人生)」では勝てなくなります。

 

本質的なルールを知らないといつまで経っても繰り返すのでしょう。

 

年収800万円が一番収支のバランスがいいのは、ライフスタイルインフレーションが起きてしまうからだと感じます。

 

【無駄な贅沢をしなければ勝ち組】

 

物欲に塗れているといつまで経っても「純資産」は増えていきません。

 

高級車は純資産だ!資産だ!!と聞こえてきますが、1000万円で仮に買った車は「買った瞬間から価値が下がります」

すぐに損しています。

 

必要以上の贅沢はいりません。

純資産を高めた人が「金持ち」です。一億の純資産を持っている人が「富裕層」です。

 

そう定義付けされています。

 

【まとめると】

 

本質的なお金持ちは「純資産」が大事。

 

必要以上の贅沢をして一生働くのか、満足いく不自由ない暮らしをしながら仕事を早期リタイアして、仕事を本質的な楽しみにするのか。。。

 

ここの切り分けは重要である。

 

肉体を行使する美容師は、年齢を重ねるたびに「集客力」と「パフォーマンス」が下がるのだから、どこを狙うかは「明確」なはずである。

 

 

 みんなの日常のヒントになれば。

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