くじらと泳ぎ受け取ったもの.... | 屋久島ソウルナビゲーション 「Earth tribes」

屋久島ソウルナビゲーション 「Earth tribes」

"太古の息吹を、五感を使って感じてみませんか?!”
太古の森の中を歩いたり、綺麗な海や渓谷で泳いだり、満点の星空の下で寝転んでみたり、火を囲んで踊ってみたり、海亀の産卵を見に行ったりと心も体も解放させる参加型の体験ツアーです。
   

 

 

 

 

【屋久島に還ってきて自分の心の声を聞いてみた。
奄美では僕の心に生涯残り続けていくような凄い体験だったけど、屋久島で同じことをしたいとは思っていない。

矛盾しているように感じてしまうかもしれないけど、むしろ屋久島でホエールウォッチングやホエールスイムが広がって欲しくないと感じている自分がいる。

レイナのようにまっすぐくじらと向き合ってナビゲートする人が増えていったらどんなに素敵なことだろうけど、きっとまだ人類の意識はそこまで高くないように感じる。

お金儲けとしてくじらを追いかけ回すくらいなら崖の上から自然な姿を見ている方が僕はよっぽど嬉しい。

そして、きっと今なら岸から泳いでくじらに愛にいけるって僕は信じてる!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

くじらと泳いだ時の映像です。
くじらの唄声もすべて海の中で自分で収録しました。

 

 

 

 

奄美大島での『くじらと泳ぐリトリート』も終わり、今 屋久島に戻ってきました。

 

立ち止まる暇もなく振り返る余裕もないくらい走り続けた一ヶ月

 

6日間のリトリートが4本に、打ち上げの祭りが2本、その前後にはくじらと会うためにプライベートで船を出したりと28日間動き続けた怒涛の3月だった。

 

そのお陰様でか43年間生きてきて今まで体感したことがないような凄い体験をたくさんさせてもらい、確実にここに来たことで次なるステージの扉が開いたって実感している。

 

そのくらい海の中でのクジラとの出逢いは、魂が震わされるようなもの凄い体験だった。

 

一つのリトリートにつき船に乗ってクジラと泳ぎにいくのは3日目と5日目の2本だけ

 

 

 

 

それ以外の日はクジラと意識を合わせていくためのワークであったり、フリーダイブを通して海と自分に深く潜るためのトレーニングなどをしていた。

 

 

 

 

 

 

クジラと泳ぐと言っても、どんな意識で向き合っていくのか、誰のナビゲートで出逢うのかってことがどんなに大切なことかを再確認した。

 

 

ナビゲーターはレイナ

 

海の中で見る彼女はまるでクジラやイルカそのもの

 

本当にしなやかで美しかった。

 

海に出る前には必ず海の神様に祈りのチャントを捧げ、祈りと共に入っていった。

 

 

 

 

 

 

僕も自分にできる精一杯の愛を込めてサポートさせてもらった。

 

パートによっては意識や心を扱うワークなど先導させてもらい

 

「 レイナ ×  ソウルナビゲーション 」

 

として共同創造しながら高め合えたんじゃないかって感じている。

 

クジラに対するアプローチの仕方や想いも共通するものがあって、追い求めるのではなく関係を作ってクジラが来てくれるのを待つ。

 

それを何よりも大切にしていた。

 

プライベートで船を出したのも合わせると僕とレイナは合計10回

 

その中でクジラとの様々な美しい出逢いがたくさんあった。

 

一本一本リトリートが終わってメンバーが総入れ替えしているのに関わらず、旅は終わることなく螺旋を描き続けながら高く大きく昇っているように感じていた。

 

それに共鳴するかのようにクジラとの出逢いもドラマチックなものへと深まっていく。

 

 

おそらく出逢ったクジラは一頭として同じ個体はいないと思うのに、回を重ねる毎にクジラと意識が合ってきて関係が深まっていってるように感じられた。

 

 

最後の方はクジラの方から逢いに来てくれたり、お母さんが信頼してくれたのか子供がすぐ近くまで遊びに来てくれるようにまでなっていった。

 

 

涙が溢れ出してくるような劇的な出逢いや奇跡のような瞬間が数えきれないくらいあった。

 

 

“クジラと出逢う”

 

そのプロセスそのものが深い学びのワークとなっていたように感じる。

 

あのうねる真っ青な深い深い大海原に飛び込んでいくこと

 

そのすぐ下に大いなる存在がいるということ

 

みんなそれに出逢うためにここまで遥々やってきたのに、いざっ飛び込む段階になると不安や恐怖が溢れ出してくる。

 

あの広くて深い大海原は一人一人の潜在意識そのもの

 

究極の光と闇の狭間で葛藤しながらもみな自分を信じて仲間を信じて飛び込んでいく。

 

その先に見えた光があまりにも眩しくってマスク越しに涙を流している姿を何度も目にしてきた。

 

言葉を超えた感じることでしか体感できない世界

 

それは…

 

揺るぎのない“愛”そのもの

 

それまでどこかに持っていた不安や怖さをすべて包み込んでしまうような大いなる無条件の愛

 

まるで海の中で慈愛という輝きを放ち続ける神様に出逢ったような感動と興奮

 

それは視覚として見るだけではなく海の底からまるで地響きのように振動してくるクジラの唄声

 

『Mountain of  Music   ~唄う山~  』

 

として、雄だけが海底に頭を下にして柱のような体制で唄い続ける。

 

それはまるで宇宙からのメッセージをパイプとなってこの地球に振動させ伝え続けてくれているんじゃないかって思っている。

 

屋久島でも何度か潜りながらその唄声を聴いてきたけど、今回 唄っているすぐ真上で聴いた時はずっと鳥肌が止まらなかった。

 

北半球と南半球

 

それぞれ違ったおんなじ唄をすべてのクジラたちが歌い、それは毎年少しずつ変化しているという。

 

まさに宇宙からその時必要な情報をダウンロードして伝えてくれてるんじゃないかって感じる。

 

よくイルカも遊びにきてくれ、船によってできる波に乗って並走してくれた。

 

その喜びのまま海に飛び込んでみるとイルカたちは僕のまわりをくるくるとまわってきゅーきゅーっと喜びの唄を唄いながら一緒に遊んでくれた。

 

クジラが絶対的な愛で包み込む「神」だとするとイルカは喜びに満ち溢れた「天使」そのもの

 

〔海の中の映像も音声もちゃんと残しているのでゆっくりと発信していくね〕

 

僕にとっても人生が変わってしまうような凄い体験だったけどそれ以上に、今10歳の娘 愛虹香に体験させてあげられたことは最高な宝物となった。

 

 

愛虹香にとってもあの大いなる存在が泳いでいるあの大海に飛び込むことは相当怖かったって思うんだ。

 

飛び込む直前ずっと心臓がばくばくするって言っていた。

 

それでも自分を信じて飛び込んだことは大きな自信になったと思うし、自分の目で見て自分の肌で感じたその感覚は、きっと一生愛虹香を動かし続けていくんじゃないかって感じている。

 

 

 

 

 

今回海の中でクジラと出逢い僕が受け取ったメッセージ

 

それは

 

僕自信がクジラのような存在になりたいって思った!

 

その絶対的な愛、ただただ与え続けてる無条件の愛、瞳の奥は慈愛に満ち溢れていた。

 

ただそこにいてくれてるだけで勝手に涙が溢れ出してくる。

 

そんな存在になりたいって思えた。

 

外に捉えていたクジラという存在が、今は自分の中にも存在しきっとこの先揺るぎのない柱となって僕を導いてくれるって信じている。

 

僕にとってそしてみんなにとってもクジラと泳いだことは目的ではなくその先へ繋がっていくプロセスなんだって思ってる。

 

誰もが一緒に泳げる訳じゃない。

 

何度もチャレンジしたけど出逢えなかったっていう話はいろんな人から聞いている。

 

その奇跡に等しい貴重な機会を与えられた者たちは、クジラの意識に触れ、クジラからのメッセージを振動レベルで受け取ったことによって、この先の未来 僕たちがどういう生き方を選択していくのか?!

 

それを通して目覚めていくのかが大切なんだと思うんだ。

 

【FIfth  Dream】の伝説で語られる5つの夢でいうところの5つ目の夢

 

 

 

“ 僕たち人間が本当の人間になっていくために… “

 

 

分離から統合へ

 

奪い合いから与え合いへ

 

不和から大調和へ

 

 

「あなたにとって本当の人間とはなんですか?!」

 

 

クジラやイルカたちはすべてを分かっていて、僕たち人間が目覚めていくのはずっと待ってくれている。

 

さっ歩き出そうか!