人間、辛すぎて受け止められないことがあると、旅に出たくなるものです。

受け止め切れないほど辛いこと、というのは確かに人生の中にあります。

そう言う場合「逃げる」という手段が、最終的かつ全体的かつ結果的に事態を好転させる事がままあります。



で。


またもや冒険してしまいました。

要はとっくにクリアしたゲームをまたやった、ということです。


勿論事態は全く好転しませんでしたが、私の気持ち的にはリフレッシュできました。


たまにはいいですね。明らかな時間の無駄も。

いい年した社会人が、ゲームで最強の武器を手に入れるために尽力することの無意味さは重々承知の上で、その無意味を楽しむことができる自分がいる。

それが感じられるだけでも、やってよかったと思います。




というか、こっちは注文書を十分な納期を見て出した上に書類受取確認までしたのに、納期過ぎてから

「製品原価が変わったので、その注文書は破棄した」

なんて言うアホと仕事するのはもうイヤですね。

どうすんだコレ。




スーパーで買い物をして、夕食のパンを買いに店に入ろうとしたその時。



横から何かがぶつかったと思ったら、袖にべったりコーヒーが。



振り返ると、コップを持った女の子が私の袖を見てました。







3秒程ぼーっとした後、我に返って相手に声を掛けようと思ったら、向こうはずっと私の袖から目を離さないまま、


「sorry・・・」


と言って去っていきました。






取り残される私。


あ、そういえば服にコーヒーかけられるなんて人生初だな。こういう場合なんか起こるんだっけ?あいやでも向こうはこっちの目も見てないし、つーかもういないし。


と思ったあと、改めて自分の姿を確認したところ、

右手にティッシュペーパー、左手にトイレットペーパー。



こりゃ始まらんわ、と諦めてパン屋に入ったら、パン屋のおばちゃんが両手の塞がっている私を見かねてパンを取ってくれました。


きっと見てたんでしょうね。女の子が最初「きゃっ」と言ったので周りの注目は浴びてました。




これこそリアル。お礼、若しくはお詫びにエルメスなどありえません。


とはいえ、今度はちゃんと両手を空けとこう、身なりって大事だよね、と思いました。


continued to パン屋男2。



時々、というか度々。

仕事でテンション上がるとつい、休みでも出張を自主的に入れてしまうクセがあります。

前日、仕入れ先のあまりの反応の悪さに


「明日行きますから。何時でも構いませんよ。さっさとカタを付けましょう」


的なことを言ってしまい、10分くらいして落ち着いてから

明日俺休みじゃん。別に月曜でもよかったんじゃね?

と一人で落ち込んでました。


まあ仕事というか、相手を乗せないと進まないことというのは結構、特に中国や香港の場合はザラにあるので結果としてはいいんですけど、残業代が付かない立場としては頭が悪い決断だったと反省しきりです。仕事は給料に対して忠誠を誓うのが健康的、と思ってますので。




で。

出張して打ち合わせしてきたんですが、出てきた責任者というのがまた。

やる気がないというか、責任回避するよオーラが会ったときから出てました。

ちなみにその会社のトップです。

本来立場が違いすぎますので、私なんかが直に交渉していい相手ではないんですが。

それだけの状況ではありました。



で、そのときの会話。


私「納入が遅れた原因を教えてください」


相手「下請けが動いてくれないんですよ」


私「何故下請けがうごかないんですか?」


相手「製造時の不良率が高すぎて、作ってもマイナスが出るからだそうです」


私「対策はされましたか?」


相手「相手の要求に合わせ、修正費用を渡しました」


私「では何故下請けが動かないんですか」


相手「私たちは一生懸命プッシュしているんですが、嫌がってるんですよ」


私「なぜ嫌がるんですか」


相手「製造時の不良率が高すぎて、マイナスがでるからです」



・・・・・・・・。

だから、その対策はしたんでしょ?


とそこでストレートには言えなかったんですが(こんなことでメンツをわざわざ潰して関係を悪化させるわけにはいきませんでしたので。何より相手は向こうのトップですから)、何度か同じ話をループさせて、そこから全く別の質問から品質の詳細を突いて収拾しました。



ちなみに相手は全部わかっててやってます。

こういうつまらない嫌がらせで、相手をいらだたせる。

かつ時間を稼いで逃げる。

香港や中国の偉いさんに良く見られる形です。

もっとも、ここまであからさまにやる人もあまり見ませんが。



で、最終的にちょっとムカついた私は理詰めで向こうが反論できないところまで追いつめました。

元々打ち合わせに行った時点で、向こうはもう言い逃れなどできないくらいの失態を犯してましたので。


でも、結局向こうの思惑どおりになったかも知れませんね。


ちなみにそのトップのとっつぁん以外の参加者は真摯に聞いてくれたみたいなので、ここは責任者をのけて実働部隊とスピード勝負に持ち込みたいと思います。

責任者のとっつぁんは。

まあ、事が済んでから上にフォローしてもらいますかね。