この日、数年ぶりに歯医者を予約して行く途中だった。
遺伝の骨格で鼻の通りが悪く、更に蓄膿症の僕は、睡眠中の鼾(イビキ)と歯軋りが凄まじい。
あ、因みに寝言も凄いらしい(笑)
まあ、今回寝言は置いといて。
その歯軋りのせいで歯は欠け知覚過敏になり、温かいモノも冷たいモノも滲みるようになってしまった自分の歯。
虫歯でもないのに、大抵のモノを噛むときに走る「キヤッ!」っとした激痛。
我ながら笑えるほど痛い(笑)
そんな、どんなに慎重に歯磨きをしても主人を泣かせる我が歯の個性と付き合う為にマウスピースなるものを作ることにした。
この夕焼けは、その歯医者さんに行った後に遭遇したものである。
電線が規則正しく交差する向こうに、まるで大海に浮かぶ小島のような景色が広がっていた。
明らかに錯覚だが。
僕はそこに海を見た。
なんだか、瀬戸内海の小島の向こうに沈む夕日を眺めているようだった。
いつか、本当の瀬戸内海で本物の小島の向こうに沈む夕日を見るんだ。
明日からまた大変な日々が始まる。
自分らしく生きるとは、かくも難しいものである。
が、とりあえずまあ、頑張るしかないのだ(笑)

