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昨日のお昼。

とてもお世話になっているプロデューサーから、ご長男が亡くなられたとの連絡。


三人弟妹の長男。


ご長男とは面識がないが、弟さんとは舞台で共演したこともあり、妹さんとも舞台で共に仕事をしたことがある。

家族ぐるみでの長いお付き合いをさせて頂いている。



激しい苦しみと痛みを伴う長い長い闘病生活。

もがき苦しむご長男の話を聞く度に、胸が締め付けられる思いだった。


そんな彼を少しでも楽にしてあげたいと、少しでも癒やしてあげたいと、家族みんなで看病を頑張っていた。


本当に頑張っていた。



母親とは、かくも強いものかと、そう思った。

僕に長男の様子を話す彼女の辛く悲しそうな目が忘れられない。


僕の母親も、同じ状況だったら、同じように僕を愛してくれただろうか。

きっと愛してくれたと思う。




昨日の舞台、マリウスに看取られるエポニーヌが彼に思えた。

バルジャンが歌う彼を帰してを聞きながら祈らずにはいられなかった。





スペシャルキャストとの初舞台、38℃の熱、ご長男の他界、そして久しぶりに親父が名古屋から観に来てくれた舞台は、喜びと悲しみがごちゃ混ぜで、複雑で特別なものになった。


たくさんの愛にかこまれて、僕は幸せ者です。

ありがとう。



まだ熱がひかず、喉の痛みもありますが、なんとか騙し騙し…。




一番死なせたくなかったガブローシュを失い、死に向かって突き進む学生たちを結局止められず、最愛のアンジョルラスと共に死ぬ決意をしたグランテールが見たものは何だったのか。


希望なのか。

絶望なのか。



未来をおもんばかり現在を生きる。

死に向かって生きるのではなく、生きるために死ぬ。


難しいですけどね、答えはそれぞれですけどね。

僕の答えは簡単です。
愛する者を守りたい。
それだけです。

でもそれって一番難しいですね。




体調不良で今日のセイコちゃんとレナちゃんの稽古はお休みを頂いてしまいました。

しっかり食べてしっかり治療しよう。




一期一会。
不撓不屈。

今日の舞台も頑張るぞ。