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ムバラク大統領がついに辞任しましたね。


独裁政権からの解放と民主主義を訴えてきた国民たちは、「自由になった!」と大喜びをしていますが、果たして本当にそうでしょうか。

大統領権限は軍の最高機関に推移したとのこと。


今回の辞任は中東近隣諸国へ大きな影響を与えていくことになるでしょう。

希望の光となりうるのか、はたまた絶望への一歩となるのか。

革命をするには必ず次の強力な指導者を見込んでしていかなければならないと思うのですが、、今回のエジプトの件はただひたすら、圧政に苦しめられてきた国民たちの不満が噴出した現象が引き起こしたことであり、決して建設的な未来図が描けていたわけではないような気がします。



次の指導者が軍関係者に推移したことで、中東やアメリカやアジアなどの他国との軍事バランスも微妙になってくるでしょう。

国民たちは自分たちが何をしているのか、ちゃんとその意味を考えて行動しているのでしょうか。




革命か暴動か。

立ち上がった100万の民衆。
正に群れとなっての抗議デモ。
軍との衝突。
暴徒化した一部の市民。


自分たちの力で国を動かしたという歓びと自信。




きっと、これから始まる新しい時代の中で、混乱と混沌を繰り返しながら少しずつ答えが出てきたとき、また次の決断をしなければならない時がくるのでしょう。





1人ではできないことも大勢なら成し得る。

それを証明した彼等の影響力は、この先どんな変化を生んでいくのでしょうか。


楽しみでもあり恐ろしくもあります。




160年前に書かれた「レ・ミゼラブル」という物語が、今も普遍的なテーマとして多くの人に問題定義をし、深い感動を届けることができますように。


さ、今日も稽古に励もう。