虎は家族にしかなつかない猫である。家族以外の人が家に来ると、猫トイレの中におこもりして出てこない。ハンサムで押し出しがよいので、フリスキーの宣伝なんかに出したいなぁなどと親ばかで思っていたのだが、こんなに内弁慶ではてんでダメである。
甘いものが大好きで、毎食のようにいただいてしまう。
仕事中は飴やチョコレート。おやつに大福。
夕飯をしっかり食べたあとにケーキなど2、3個ぺろり。
うーん、お腹がかなり、いやものすごーくやばいです。
しかし、甘い物の幸せは止められない。
私はお酒がほとんど飲めないので、この忘年会の季節は哀しい。
「会費で飲み放題」と言われても、飲めやしない、元手が取り戻せない。これが「甘いもの食べ放題」なら、といつも思う。しかし、甘いもの忘年会では、参加者激減であろう。
中毒と言われようと、甘い物をいただく幸せは止められない。
一時、健康にいいかなと教室に通って勉強してみたマクロビオティックなどでは、砂糖は悪魔の食べ物と、忌み嫌われていた。小豆をそのまま煮た物をデザートとして出された時には、ああ、ここにほんの少しのお砂糖があればどんなに美味しいか。。。と、邪道な事を考えてしまった。食べ物本来の美味しさを味わう、とはいうのだが、人間はより美味しくするために調味料というものを考えだしたんだし。
健康を全面に押し出すと、なかなか美味しいものが食べられないのか。
あちら立てばこちら立たず。
でも、まずいまずいと思って身体にいいと言われる物を口にするくらいなら、美味しいと感じる物を美味しくいただく方が精神にはよろしいであろう。
などと言い訳しつつ、誘惑に弱い私。
そうそう、生き物を飼う誘惑にも弱い。