そう、時間がないかもしれないのだ泣き叫んでどなって少しだけ気持ちが解放された。 なにをもう恐れることがあるだろうか。 自分で食って自分の家族がいる。もうだれに遠慮することもないのだ。 だって、私にはもう時間がないもしれない。去年、癌になってからつくづくそう思うようになった。親の年までも生きられるかもわからない。老後など考えもできない。親より先に死ぬかもしれないのだ。自分の人生だけを考えよう。早く、早く立ち直ろう。 今朝、うぐいすの初鳴きを聞く。