国民の選択の幅を増やすべきでは? | 渡邉美樹オフィシャルブログ 夢に日付を!(ワタミグループ創業者) Powered by Ameba
2018-05-25 11:55:16

国民の選択の幅を増やすべきでは?

テーマ:政治活動

先週、参議院の経済産業委員会で
質疑をさせていただきました。
テーマは『生産性向上特別措置法案』です。
冒頭、三人の参考人から意見表明があり、
私がトップバッターでそれぞれ三人に
質問させていただきました。
今回は、そのうちの一つ、
『サンドボックス制度』について
紹介させていただきます。

皆様、『サンドボックス制度』って
聞いたことがありますか。
革新的な技術やビジネスモデルを
考えた企業に対して、
既存の規制にとらわれることなく、
実証を行える特別措置のことです。

例えば、あなたがドローンで郵便物を
配達するビジネスモデルを考えた
としましょう。
従来でしたら、
あなたはそのビジネスモデルが
既存のどの規制に該当するのかを自分で調べ、
管轄する行政と調整しなければなりません
でした。
ドローンだから航空法?
道路の上も飛ぶから道交法?
無線で飛ばすから電波法?
郵便物を取り扱うから郵便法?
国?都道府県?それとも市町村・・・?
相談された規制当局の担当者は、
新しい技術が理解できなく、
適用の前例がないため許可して良いかどうか
が判断できません。
そして、様々な省庁をたらい回しにされて
いるうちにビジネスのスピードが損なわれ、
海外の企業に先を越されて日本は周回遅れ
になってしまう。
それが、これまでの日本の規制の現状でした。

生産性向上特別措置法案に盛り込まれた
サンドボックス制度とは、
そんな現状を打破する新たな制度です。
具体的には、
新たなビジネスモデルに対する
規制の窓口を一本化し、
その窓口が事業者に伴走して、
関係する規制当局との調整役を担って
くれます。評価委員会を設置し、
新しい技術やビジネスモデルに対して
適法性を速やかに判断し、
問題なければ期限を区切って実証を
許可します。
最終的には、実証の結果を検証し、
必要に応じて全国一律で規制が緩和されます。

サンドボックス制度の議論で、
必ず具体例としてあげられるのが、
ライドシェアです。
ライドシェアとは、
カーシェアリングとは違い、
乗用車を所有している人にライド(乗ること)
をシェア(共有)することです。
つまり、乗りたい人と乗せたい人を
結びつけるビジネスです。
タクシーと極めて近いビジネスで、
米国のウーバー社は世界80か国以上
で事業展開しています。
ライドシェアで問題となるのは、
タクシー業界の規制を受けなくていいのか、
ということです。
タクシー業者に対しては、
お客様の安全を守るため、
様々な規制が設けられています。
当然、そうした安全対策は、
タクシー料金として利用者が負担する
ことになります。
ライドシェアに同様の安全規制がかけられ
なければ、「お客様の安全が守られない」
「タクシー会社にとって不公平だ」
という意見がでるのです。

実際、経済産業委員会で参考人として
意見を述べられた弁護士は、
ライドシェアに批判的で、
サンドボックス制度は対象事業範囲を
明確にするべきというご意見でした。
かつて、タクシーの台数規制を緩和するか
どうかで大きな議論になったことは、
皆様の記憶にも新しいかと思います。
競合が増えるのですから、
タクシーの業界団体も当然、
ライドシェア阻止に動いています。

さて、だいぶ前置きが長くなりましたが、
私は経済産業委員会で次のように
質問しました。
ライドシェアの普及によって、
タクシー会社の経営が厳しくなることは
確かにあり得るかもしれません。
しかし、物事には何でもプラスとマイナスの
側面があります。
タクシーは少し高いけれども、
安全面に最大限の配慮がされている、
というニーズをタクシー会社はつかまえる。
ライドシェアは安いけれども、
安全面の配慮が一部で欠けているかも
しれない。でも安いから自己責任で乗ろう
というニーズをつかまえる。
このどちらを選ぶかは、
国民の選択ではないでしょうか。
大切なことは、「社会全体の全体最適」と、
「国民の選択の幅を広げる」ということ
ではないでしょうか。
経済活性の為には、
タクシーとライドシェアの共存による
トータル経済の活性化というものを是と
しなければならないと思いますが、
参考人はいかがお考えでしょうか。

さて、皆様はどのようにお考えになりますか。

 

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