受動喫煙対策を強化する法案が今国会で可決される見通しです。
最終的にこの法案の内容がどう着地するのか、
心配されている方も多いのではないでしょうか?
私のラジオ番組にも、先日、次のようなご意見が届きました。
「小さな居酒屋を経営しています。
今回検討されている、飲食店は原則禁煙の方向、とても心配しています。
うちの店なんか、一杯入るとみんなタバコを吸われる常連たちばかり。
小さな店の事も考えてほしいです」
この方のご意見は私もよくわかります。
一方で、2020年東京オリンピックに向けて、
世界の潮流に従って“公共の場では禁煙”
という流れになっていることも理解できます。
実は私も、今から12年前に「禁煙居酒屋」を
大手居酒屋チェーン店では初めて挑戦したのですが、
1年足らずで撤退、つまり、「大失敗」してしまった経験があります。
そんな経験をもつ元経営者の政治家として、私は次のように考えています。
現実問題として、
10坪以下の飲食店で禁煙にしたら、
間違いなくお店は潰れます。
小さいお店であっても、
そこには雇用と納税があり、
そして、市民の憩いの場にもなっています。
そんなお店をすべて潰して良い訳がありません。
ですから、
10坪以下の飲食店では、
禁煙は対象外にするべきです。
10坪以下の飲食店はプライベートゾーンとして考えます。
次に、10~30坪のお店についてですが、
今はエアカーテンといった新しい技術があります。
ですから10~30坪のお店なら、
禁煙ゾーンはつくれます。
少し投資は必要となりますが、
エアカーテン等で分煙にするべきだと思います。
禁煙ゾーンの設置には国からの何らかの支援が
あってもいいと思います。
一方、30坪以上の飲食店は50~60席以上あり、
このようなお店は“公共の場”と言えると思います。
ですから、喫煙スペースを完全個室形式にするか、
または完全禁煙にするべきだと思います。
私自身、
健康を考えて数十年前に禁煙をしました。
もちろん、受動喫煙の健康被害は防ぐべきだと
思っておりますし、
東京オリンピックに向けての健康都市作りに賛成です。
ただ、何事も“バランス”が大切です。
“健康”とは、喫煙防止だけではありません。
お気に入りの小さな焼鳥屋で、
煙草をくゆらせながらお酒を飲むことは、
人によっては“ストレス解消”“心の健康増進”になっています。
そんなお店は、
雇用、納税、市民の憩いの場として、
“地域の健康”に寄与しているとも言えます。
そんなお店を潰してしまいかねない法案は、
バランスを欠いていると言わざるを得ません。
法案審議の過程で、
私なりの意見をぶつけたいと思っておりますが、
ブログ読者の皆様は、飲食店での受動喫煙防止に
ついてどうお考えでしょうか?
是非、お声をお寄せ下さい。
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