2014年6月、カンボジアに「和民」がオープンする予定です。
2014年春にカンボジア・プノンペンにオープン予定の

イオンモールさんのテナントへの出店となります。
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2001年にSAJを設立してから、12年が経ちました。
12年前、支援を開始した当時のカンボジアは、

少し郊外にでれば地雷がたくさん埋まっており、

未だポルポトの残党がいる状況下で、非常に危険な国でした。
それから10数年、ショッピングモールが出来て、

和民がOPEN・・・非常に感慨深いものがあります。
国の変化は、1年や2年では見えないが、

10年という長いスパンだと見えてくるものだと、

カンボジアという国が変わっていく様を目の当たりにして思います。


今回のSAJカンボジア活動支援視察ツアーには、
設立当初からSAJを支援して下さっている方が多く参加されていました。
その中で、「どうしてこんなに長い間支援をし続けることが出来たのだろう?」
という話題になり、支援者の方々と話し合いました。
皆で出した結論。
それは、「この先の楽しみがあるから、続けられる」ということでした。
孤児院の子どもたちはどのように成長しこれからどんな大人になっていくだろう。
次に高校生になる子どもたちを、アンコールワットに連れて行ってあげよう。
来年の6月にカンボジアに和民がオープンしたら子どもたち全員を連れて行こう。
先の楽しみがあるから、楽しみの一つ一つに心の底からわくわくするから、

子どもたちとの約束があるから、これまでの12年間、

少しずつ活動を広げてくることが出来ました。
当初はたった1校の学校建設から始まったSAJの活動も、

今では、学校建設176校・SAJ校舎で学ぶ子どもたちの数約7万人、

就学支援事業868人、食糧支援事業約1万2千人、

76人の子どもたちを預かる孤児院建設・運営事業、

就労支援事業(SAJFarm)と、活動の幅を広げています。
あきらめず、継続することの大切さを、改めて感じています。
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カンボジアからの帰り際、

孤児院「夢追う子どもたちの家」の子どもたちから手紙をもらいました。

その一部を紹介します。


「私はいつも、自分がラッキーな子どもだと思っています。

それは、理事長先生に見つけてもらって、ここに連れてきてもらって、

ご飯も勉強も十分に出来る環境にいさせてもらっているからです。

たとえ私が園のルールを破ったり、何か間違ったことをしたとしても、

私は今までに一度も家に帰りたいと思ったことはありません。

私はいつも、ここは天国(私にとって最も平和な場所)だと思っています。

つまり、私はこの園が大好きです!」ポウ・ソペアック


「私は理事長先生にとっても感謝しています。

それは、私たちを自分の子どものように愛してくれて、優しくしてくれるからです。

そしてカンボジアの国内にたくさんの学校を建ててくれて、

貧乏な子や孤児たちを救ってくれて、彼らに温かさと快適さを教えてくれました。

そして、理事長先生からの様々なアドバイスによって、

私たちは社会に出て生きていくことについて、深く理解できています。

本当にありがとうございます。」ソーン・カンチャナー


「僕は、毎日園でたくさんご飯を食べて、綺麗な洋服をもらえ、

たくさん勉強することができ、とても幸せです。

夏休み中、僕は2か月間塾で精一杯勉強し物理で一位を取ることが出来ました。

1月2日には、僕はポーサット州の優秀者を決める試験に参加することができました。僕はとても嬉しくて、興奮しました。

いつも僕を支えてくれる理事長先生に心から感謝します」チョム・サルーアン
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今年、SAJの活動は13年目を迎えます。
これからも、子どもたちの未来にわくわくしながら、
たくさんの支援者様と共に楽しみながら、
カンボジアの成長に関わっていきたいと思います。


(※文中の「理事長先生」は渡邉を指しています)