陸前高田「経営勉強会」最終回の課題より
被災地の経営者の方々の、
被災地で「もう一度」戦おうとしている方々の本音を
皆さんに紹介させて頂く。
被災にあっていない私たちは
被災にあっている方々に対して、応援する責任、義務がある、と私は思う。
陸前高田への観光バス、例年の三分の一の運行状況とのこと。
“被災地へ行こう。”
“被災地のものを買おう。”
“被災地を忘れない。”
私の教え子たちの「魂の叫び」を聞いて、
きっと多くの方々に、そう思っていただけると信じている。
以下、皆さんに紹介させて頂く。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
昨年3月11日の震災から一年が経ちました。
多くの尊い命が失われたこの北国の地にも
季節は春の訪れをつげようとしています。
けれども、住む人々全ての心に春の息吹が届くのは、
いつの日になるのでしょうか。
わたしは、この4月から岩手県の職員として
仕事に就くことになりました。
自分だけ仕事にありついたのではないかという
後ろめたさを覚えながら、その重責もヒシヒシと感じています。
3年間限定の一般事務ということなので、
以前のような仕事は出来ませんが、
雑巾がけから第二の人生のスタートを切る心構えです。
起業は暫し封印となりますが、年齢的には厳しくなるので、
準備は同時進行でと考えています。
少し回り道となりますが、やはりアワビに携わって生きたいと思っております。
その間に震災で取り乱した頭を冷やして、自らの生活を再建します。
「夢に日付を」渡邉美樹さんの言葉と、
「人は信念と共に若く…、自信と共に若く…、希望ある限り若く…」
サミュエル・ウルマンの「青春」の詩と、
その二つを胸にその日に備えます。
そして、自らのコップを満たして、溢れ出させて、
少しでも周りの人々と分かち合うことが出来るようにと思っています。
早く復興を遂げて、この地に千年の春が訪れるようにと願っています。
大船渡市 平田実
大変な災害でした。母もまだ見つかっていません。
何にもなくなりました。でもこの勉強会に出ることが出来ました。
私の願いも変って来ています。
「ありがとう」がこんなにスゴイものとは思っていませんでした。
渡邉さんに教わったのは夢、目標、手帳、日記、事業計画、そして
「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになりたい」というワタミの理念。
いったん、仕事をやめようか？と思いましたが、
私も少しずつでも「ありがとう」を集めようと思います。
ありがとうございました。
佐々木文雄
気仙のパワーを感じる事ができて、嬉しかったです。
大切な時間でした。
会長のお話がすーっと心に入ってきます。
再開後、お客様から「ありがとう」と言われる度に
涙をこらえて笑顔で対応するのは大変でした。
沢山の方々にご来店いただいております。
自信を与えていただき、ありがとうございました。
下舘博美
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝