NHKスペシャルドラマ
「坂の上の雲」DVD第一部・第二部を購入して毎週1本ずつ見ています。

このドラマはいい。
日本人として生まれたことを誇りに思えるドラマです。
日本が帝国主義の西欧列強に立ち向かっていきます。
近代国家という「坂の上の雲」に向かって、若者が生命をかけています。
そして、黄色人種が、白人に勝つという人類の歴史上初の快挙を為し遂げます。

この勝利が、第二次世界大戦の敗北という日本の最大の悲劇に導いた、
などという議論はありますが、その議論によって
この快挙が色あせることはないと私は思います。
歴史はすべて必然で必要でベストのことしか起こらないと、私は信じています。

あるインドの企業を買収した経営者から話を聞きました。
そのインドの会社のオーナーは、欧米の企業よりも低いオファーをした私の会社に売ってくれました。理由を聞くと、「日本はロシアに勝ったから」とのこと。
「日本は有色人種の誇りだと言ってくれた。」とのことでした。

財政破綻寸前からの立て直し、
経済、政治の混迷からの脱却、
高齢化社会に対応する大きな社会構造の転換、
グローバル社会への対応。
まさに、今の日本は21世紀の「坂の上の雲」をめざして、
すべての国民が一丸となる時と、このドラマを見ながら感じています。