今年も無事、株主総会が終わりました。
例年通りの両国国技館。
午前中の株主総会、そして午後のワタミ感謝祭と
7500人の株主様の温かな応援の中、明るく楽しい時間となりました。
会社を創ってから28年目の株主総会。
私にとって今年の株主総会は特別なものとなりました。
初めて議長を降り役員席での参加でした。
～ワタミグループ「承」の時代へ～
それは寂しくもあり、嬉しくもありました。
新議長の社長は立派にその任を果たしてくれました。
最後まで、黙っていようと思っていたのですが、
お一人の株主様の「介護の食事へのまずい」というクレーム
ワタミ社長と介護社長が「これから努力します」との答弁。
次の質問に進もうとしたとき
このまま進めば、今出席している株主様でワタミの介護の実態を知らない方は全員「ワタミの介護の食事はまずい」と考え違いをしてしまうと思い、思わず発言してしまいました。
「ちょっと待って下さい。
私たちはワタミの介護を始めて8年、生命をかけ美味しい食事を出し続けています。
実際ホームへ行き、お一人お一人にそのことを確認しています。
味覚の問題のため、どうしてもお口に合わないと言う方もいらっしゃいます。
そんなときは、お一人お一人、特別な味付けをし、美味しいといってくださるまで味の調整をします。
そのことはわかって頂きたい。
ご入居者様が美味しくないといったら、私たちはそのことと真正面から向き合い、そのままにしておくことは決してありません。
なぜならお食事はご入居者様の最大の楽しみだからです。」
等の発言をしました。
実際には、もう少しきつく言っていたかもしれません。
朝から晩までご入居者様の幸せのために頑張ってくれている仲間・同志の社員、彼らのことを思うと黙って聞いているわけにはいきませんでした。
私にとってワタミは子どもです。
そしてそこで働く社員は家族です。
午後からのワタミ感謝祭
生島ヒロシさんとＴＢＳ「がっちりマンデー」でいつもご一緒する進藤晶子さんの名MCぶりで、この一年のワタミを振り返らせて頂きました。
私の一時間の講演
それを聞いて下さるお一人お一人の株主様の姿に
会社を私たちと一緒に支えて下さっていることが伝わってきて、
胸が熱くなる思いでした。
そして、いつもの通りのお見送り
今年は例年よりも多くの方とご挨拶させて頂けたような気がします。
「今年も来たよ」の一声、
お顔を見ると見覚えのある方、
なんか同窓会のような気がして、嬉しくて
お一人お一人の手を握っていました。
～また来年もお会いしましょう、お元気で～
参加してくださった株主様お一人お一人に
心からの御礼を申し上げます。