参院選の結果がでましたが、2007年の参院選と全く逆の結果になりました。

衆参の自民・民主のねじれがちょうど逆になりました。



この結果から思うことは、前回のねじれ国会でもそうであったように、今後の政権運営の舵取りが非常に難しくなるな、ということです。前回のねじれ国会で、日銀総裁人事やインド洋給油活動で自民党が追い込まれたのは、記憶に新しいことです。



これからは、様々な政策・法案が一党の意志だけでは決定できなくなります。このねじれの中で、民主党がどういう舵取りをしていくのか、自民党をはじめとする野党とどういう距離感で物事を決めていくのか、強い関心を持って見守っていきたいと思います。



なぜなら、この状況をつくったのは、私たち国民なのですから、私たち国民一人ひとりは、今後の政治、政局の運営というものをしっかりと見守らなければならないし、見張らなければなりません。



例えば、民主党がある政策を提案する。それに対して、野党が反対する。その反対は、自分達の立場を守るために反対しているのか、国民のために反対しているのか、見極めていかないといけません。



日本は今、非常に難しいポジションにあります。これから日本国民の幸せが守られていくのか、それとも、経済破綻と共に高齢者を含めて不幸になっていくのか、そういう瀬戸際に立っているのです。


国民一人ひとりが、自分の損得ではなくて、国民の最大多数の幸せを考えているのはどの党であるのか、そしてどの党がその責任に対してふさわしい行動をとっているのかということをしっかりと見定めて欲しいと思います。



だから選挙はゴールではなく、スタートなんです。