先週土曜日、ニュージーランドのジョン・キー首相が郁文館夢学園に来校。
先日、駐日ニュージーランド大使から、
ワタミにニュージーランドの取引をひろげてほしいとお話をいただいたときに、
郁文館の学生の留学に話が及んだ。
郁文館から毎年約30人（来年は40人程度を予定）を
留学生として1年間ニュージーランドに送りだしているのだが、
この規模で定期的に留学を支援している学校は珍しいとのこと。
首相来日の際にはぜひ表敬訪問したいとおっしゃっていただいていたのが、
この日現実となった。
首都高に交通規制がかかり、前後にパトカー、車が10台ほど連なって郁文館にご到着。
とにかくSPの多さにびっくりする。
今回“道”をテーマに校内を案内させていただいた。
まず茶道。茶室にご案内する。
次に書道。
キーというお名前にちなんで、“夢への鍵”という文字を書道部が用意。
そして東京都で1位になった剣道をご覧いただく。
最後に、ニュージーランドに留学経験のある生徒たちと交流の場を設け、
そしてこの日ラグビーのオールブラックスの試合があるとのことで
応援団からのエールをプレゼントさせていただいた。
首相に「“道”はどこに続くのか」と聞かれたので、
「茶、書、剣、それぞれの“道”を通して人間性を高めるという意味で、ロードなのです」とご説明すると、
とても関心してくださった。
首相、そして同行の駐ニュージーランド大使もとても喜んでくださったようだ。
お二人ともとてもいい方で、私も楽しいひとときを過ごした。
首相とは同い歳でもあり、私がニュージーランドに行った際は
ぜひ向こうで食事をしようと約束をした。