いつもたくさんのコメントいただき、ありがとうございます。
今日は、高2です。さん、kanonさんのご質問にお返事させていただきます。



■高2です。さん
第13回を読んで
シャツのボタンの話など身だしなみについては
見直さなければならないなと本当に思います。
それでいきなりですが、
僕は教育学部に絶対行きたいと思います。
しかしどの大学にしたらいいのか悩みます。
渡邉社長はほかにたくさんの大学がある中で明治大学をでていますが
決め手はなんだったのでしょうか?
関係ないことですが、お願いします。


[渡邉美樹]
同じ教育学部といっても、大学ごとに国語が強い、数学が強い、英語が強いなど、
力を入れている分野が違います。
まず、そこを見る必要があるでしょう。
次に教授が論文を出していますので、読んでみて一番共感が持てるところを志望する。


進学先を選ぶうえでは、まず学校の方針を意識し、
次に教授との相性で選んでみるというのはいかがですか?


とはいう私も、実は進学時にはあまり考えていませんでした。


私のテーマは、
“なにをもって起業するか”
“組織をどう作るか、人とどうつながるか”
でしたので、正直なところ六大学の看板学部であればどこでも良かった。


明治の商学部のほかに、青山の経営、早稲田の政経などいくつか受験しました。
早稲田には落ちてしまいましたが、受かったなかから、
社長になるうえで必要な人との横のつながりが広がるだろうということで、
明治を選びました。


結果として、私にとってはどこの大学に行ったかはあまり関係なかったと思います。



■kanonさん
今日のスッキリ拝見しました!毎週火曜を楽しみにしています。
番組の中で、学生が友達を殺害したというニュースがとりあげられていましたが、
その動機を聞いて唖然としてしまいました。
渡邉さんがおっしゃっていましたように、
学生さん達には特にこの世に産まれてきた奇跡や命の大切さについて
もっと感じてほしいと思います。
渡邉さんは、いじめ、不登校についてどう感じますか。
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。


[渡邉美樹]
まず、いじめと不登校はまったく別の問題だと思います。


いじめというのは、人間は誰しも他人より優位でいたいと思う生き物ですので、
放っておけばおきる。
ですから、郁文館では、
“いじめはいけないんだ”“もし自分がやられたらどう感じるか”を、
徹底的に生徒たちに話をし、考えさせることで、予防しています。


また、加害者側というのは、必ず“いじめるつもりはなかった”と言います。
しかし、受けた人間がそう感じたのであれは、それはいじめだと認定することとし、
『いじめ110番』にすぐ連絡してもらい、芽が小さいうちからつぶします。


不登校には、いろいろな理由があります。
100人いたら100人のケースがあるので、一つひとつ見ていくしかありません。
学校ができるのは、待つこと、そして覚えていること。
“あの先生はなんで家まで来るのか?”と、
しつこいと思われても、うるさいと思われても、声をかけ続ける…
大切なことは徹底的に寄り添うことだと思います。