続いて、最近いただいたコメントへのお返事です。
すべてにお答えすることができず、申し訳ありません。
出来る限りお返事させていただきます。


■awaytothepresidentさん
今回、独立にあたりどちらの道を選べばいいのか、
渡邉様にご相談したい事があります。
独立内容は商品を販売する事ですが、製造に関しては他社にお任せします。
製造以外は全て自らする事にしています。
その際に製造会社として東証1部の会社を視野にいれています。
現在、自身会社設立はまだ行っていません。
前に進める為に
①つ目の案
製造会社に企画案として持ち込み業務提携をしていただく事。
②つ目の案
製造会社の信用を得る為に体力のある会社に業務提携などの話をもちかけ
バックアップしていただき協力を得る事。
現時点でこの点で迷っています。
又、渡邉様でしたら、どのように行動しますか?


[渡邉美樹]
awaytothepresidentさんの持っている企画案が、
どれくらい力があるのかわからないので、
正直なところ判断が難しい。
が、企画の力がないと話は始まらないので、
ここはあるという前提で話をしましょう。


まず、選択肢にある①と②ですが、
製造会社にも企画の内容まで見るところもあれば、製造だけもあるので、
企業の体質によるのだと思います。


しかし大事なのは、自らの責任で仕事をするということ。
中途半端な業務提携は意識しないほうがいいと思います。
OEMの手法で製造会社にはメーカーとして参加してもらうという形が
本来でしょう。


ただし、力がない会社ではOEMを受けてもらえない可能性もあります。
その場合は、株式の数%を持ってもらうなど、
先方になにかしらのメリットのある提案をすることが必要となってきます。


相手にとってプラスであり、
さらに自分にとって一番厳しい選択をする……
ここで大事なのは相手を利用しようと決して思わないことです。


※OEM・・・製品やサービスを提供する先のブランド名で、製品を生産すること。
またそのような企業のこと。



■kittoさん
私もコメントをさせていただきます。
○まずは資格に受かること。
○その後福祉系施設の住環境の業務にかかわること。
○小さな福祉系施設の経営にかかわること。
○経営を続けながら、世界の人たちと一緒に良い環境を作り続けること。または作ることを手伝うこと。
一人でもこの世の方の笑顔が増えますように。
(今仕事で色々あって自分の笑顔が少ないので、「笑顔」も当面の目標ですね。意図的に作るようにしています。)
以上です。


[渡邉美樹]
資格をとり、業務にかかわり、経営にかかわっていく……
いいと思います。
それぞれにぜひ日付を入れてください。
計画化し、今日やるべきことをやってください。


そういう計画をお持ちのkittoさんにこそ、
DateYourDream手帳をおススメします。



■若者:年齢28歳さん
夢に日付を入れ会社を設立し早4年が経過しました。
第1~2期はガムシャラに働き、まずまずの成果を出し、
第3期目に怠けてしまったため目標達成せず、今年の4月に4期目を迎えました。
世界的な不況のおかげで怠けがとれ今期は必ず良い結果を出すと
全従業員に訴えかけています。
今期何としても年商10億円達成したい。
10年後年商100億円の企業になろうぜ!と毎日のように訴えてます。
どうしても、心配症な性格だけに同業他社よりも少ない人員で
より良い成果を出すと考えてしまいます。私の中では適正人員です。
マラソンでたとえると常に全力疾走な状態です。
最近一部の従業員の顔を見ると、あきらかに疲れているなと感じます。
私、一人だけが燃えているような気がします。私の魅力がないのかもしれません。
従業員と飲みに行ったりして私の価値観を訴えています。
20代前半の時に人生について悩んだ時期があり、
世の中のため、人のために尽くすために生まれてきたと思いました。
美樹様も言っている通り、人生の目的は人間性・心を高めること。
だから仕事を通じて心を高めようと。一生懸命努力しようよと。
だから私は、毎日幸せです。
渡邉美樹様流の燃えない従業員を燃える方法、コツをアドバイスを頂けたら幸いです。


[渡邉美樹]
若者:年齢28歳さんのように、悩んでいる方は多いと思います。
24歳で起業されたということは、私と一緒ですね。


私も同じようなものでした。
ガムシャラに働き、社員もそして私も疲れていました。
ただなんとかこの山を乗り越えないと!と必死だった。
でも好きなことをやっていたから楽しかった。


ただ一人という感覚は僕にはなく、いつも仲間がいた。


リードするうえで、価値観を訴えることはもちろん必要です。
しかし彼らの話を聞く、価値観を共有するということが
一番大事なのだと思います。
部下とへだたりがあるのではありませんか?


また燃えない従業員に火をつけるのは、自分が燃えること。
“この人といると、楽しい”
“この人といると、成長できるな”
“この人といると、デカイことができそう”
そう思わせることです。
自然に周りが盛り上がりますよ。


でもあなたはよくやっていると思うし、
悩むような状態ではないでしょう。
たださらに上を目指すのであれば、ぜひチャレンジしてください!



■光さん
初めまして
いつも拝見させて頂いてます。
若者の熱い思いで世の中を変えるのは、とても大切だと思います。
が…出る杭は打たれる時もあるので、そうそう若者だけでは難しい、
それなりの覚悟で望みたいです。
私事ですが…現在、岐路にたっております。
空い時間は毎日のように渡辺さんのブログなどを見て気持ちを高め、
これから進むべき道に向けて頑張っております。


[渡邉美樹]
どんな岐路かはコメントからはわかりませんでしたが、
自分の夢に向かい、素直な気持ちで選んでほしい。
歳を重ねると、“できそうな方”“勝ちそうな方”に流れてしまいがちだが、
“できる”とか“勝つ”ということより大事なことがある。


また、打たれようが打たれまいが出る杭は出る……
私は杭が出ないような世の中は終わっていると思いますよ。



■umimoさん
こんにちは。いつもモチベーションアップに拝見させていただいてます。
こうやって渡邉美樹社長のパワーが色々な人に伝わって大きな力になるんでしょうね。
僕もパワーを受けている一人です。
あと、ivoteに参加した人のブログも見たのですが、しっかり触発されてました。
(ステキだっていってましたよ笑)
国も全国民に定額給付金を配る力があるんだったら
もっと他にやりようがあると思うのですが・・・・
やっぱりこれも信頼関係でしょうか。


[渡邉美樹]
「民はこれに由らしむべし。
これを知らしむべからず。」
との、孔子の言葉がある。


“行うことすべてを人々に理解させることはできない、
しかしあの人が言うのだったら間違いないだろう”
政治家との間に必要なのは、こういう信頼関係なのだ。


信頼関係を作るためには、選挙に行き、そして政治家を見張り続けること。
それが大事だと思う。



■HIROさん
初めまして。昨日から拝見させて頂いてます。
私は20代の若者です。今の政治には腹が立ちます。
とはいえ、政治や経済の事はよく分かりません。将来日本を背負っていく者として、少しずつ勉強していきたいと思います。
ところで、私には夢があります。
渡邉社長の様に社会や人々に幸せや哲学を与えられる様な会社を起こしたい、またそういう人になりたい。そして、次にバトンタッチしたいです。
私には父親がいないのですが、『夢に日付を』を読んでから、渡邉社長を勝手に父親と思うことにしました。すいません。
父親を手本にして頑張っていきます。


[渡邉美樹]
挙げ足をとるわけではないが、
よくわからないのに怒るのはおかしいと思う。
政治の、また経済のなにが良くて、なにが悪いのか……
まず勉強をするべきです。
腹を立てるのはそれからでしょう。


また、会社を起こしたいというのはとてもいいこと。
しかし、やるまえからバトンタッチを考える必要はありません。
自分は前のめりで倒れるように死ぬことができれば、
誰かが自分の背中を踏みこえて進んでいってくれる、
そういうものなのです。


父親として少し厳しく言わせてもらいました。



■Takuさん
先日ワタミ老人ホームへの我々経営大学院生の受け入れ打診をさせて頂き、
快諾を頂き誠にありがとうございました。
早速貴IR/PRグループの方と調整開始させて頂いております。
近年とみに社会事業に関心を持っていますが、
最近、一歩踏み出す前に社会事業からどう金銭を生み出すかという、事業プランにのみ、
頭が集中している自分に気付き、嫌になりました。
我々経営大学院生は時として、事業の「持続性」の大切を教えられるあまり、
余剰・利益を創出するメカニズム或いはビジネスモデルにばかりに
目がいきがちになってしまいますが、先ずは社会事業云々という「ウンチク」を申す前に、
一歩、今すぐできる社会貢献をボランティアの形でやってみようと思い立ちました。
と同時に社長の「強く、生きる」を拝読し、「これは!」と思い、
ワタミ老人ホームでのボランティア修行をお願いさせて頂きました。
普段は「机上の上」で自分との対峙を行いがちですが、
ワタミ老人ホーム(命の現場)でのボランティア研修通じ、更に自分との対話を行い、
志を磨かせていただきたく存じます。


[渡邉美樹]
弊社の担当と調整していただいているとのこと、ありがとうございます。
まずは現場で修業をしようと思われたことが本当に素晴らしいと思います。


そこで“何を学ぶか”ですが……
私は、企業の目的を、企業がどうカタチにしようとしているのかを
学んでほしいと思う。


“『ワタミの介護』はおじいちゃんおばあちゃんの幸せのためだけにある”
この“幸せ”を、ワタミではどうカタチにしようとしているのか、
なにを持って“幸せ”と言っているのか。


ワタミは会社としてご入居者様にとっての最高の幸せという非常に
厳しい挑戦をしています。


そのことをぜひ現場で見てください。


そして、次にこの会社はなぜここまでやるのかということを考えてください。
必ずTakuさんのソーシャルビジネスにつながるなにかが見つけられると思います。