「映画ハゲタカ特番~今、日本人に問う! 何のために働くか~」について、
テリー伊藤さんとの対談のテレビ収録があった。
気心の知れたテリーさんと、タイミングの良い会話のキャッチボールが楽しめた。



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※収録の様子
5月30日午後1時53分~午後2時23分、テレビ東京にて放映予定。



テリーさんに
「朝、誰よりも早く出社するなんて、いやな社長だね~」
と、連呼された。
早く行きたいから行っているだけなのだが、
たしかに社員にとっていやな社長だろう。
創業から26年目、なるべく遅い出社をこれでも努力中なのだ。



さて、この対談のテーマの1つでもある、“若者の仕事観”について。


私は“仕事好き”を日ごろから公言しているが、
正確には、好きなことしか仕事にしてこなかっただけ。


やりがいがないと嘆く若い人たちが増えているときくが、
昔はとにかく、生きるために働いた。
今はそこそこでも食べていける時代で、ハングリー精神がなく、
夢が持ちにくくなっているというのはわかる。


ただ仕事をすることの本質とはなにか。


仕事は120%の努力をしても惜しくないもの。
仕事をする時間とお金を引き換えているのではないはずだ。


グローバルスタンダードと言われる金融市場主義は、
会社はなによりもまず株主のために存在すると、
従来の社員を大切にする日本的経営をひっくりかえしてしまった。
この時流に対する過剰反応か、
「会社は俺たちを利用しているんだから、俺たちも会社を利用してやれ」
という風潮がある。
会社とは経営者とは、また仕事とは、本来そんなものではない。


どんな仕事をすることが自分の人生にとって有意義なのか。
今の時代だからこそ、仕事についてほりさげて考える良い機会だと思うが、
いかがだろうか。