検診で

「血糖高いですね! 病院行ってきなさい!」

といわれて…

受診される方も 多いですが・・・

 

そもそも「血糖が高い」と

何が問題なのか?

 

血糖値が高すぎると

「血管」に負担がかかり(炎症が起こり)

長期的には

血管障害が起きます。

 

血管障害には

大血管の障害=脳梗塞・心筋梗塞など

微小血管の障害=失明・腎不全(透析)・足の切断など

があります。

 

目の網膜や

腎臓は

細かい血管の集まりのため

微小血管障害で さまざまな問題がおこります。

 

血糖が高いままでも

はじめのうちは あまり障害がでないので

放置しがちですが

症状が出た時には

「時すでに遅し…」のため

早めの治療が 肝心です。

 

HbA1c(糖尿病のコントロール指標の一つ)を 

7以下にしておくと

さまざまな 障害が起こりにくいといわれています。

 

血糖が高い場合

まずは「運動と食事」です。

 

運動は 大きい筋肉(腹筋・背筋・足の筋肉)を

たくさん動かす運動が 推奨されています。

 

食べものは

①野菜⇒タンパク質⇒炭水化物(少なめ)

②ゆっくり食べる⇒根菜など繊維分の多いものを取る

 

①については

食べてすぐ 血糖値が上がることが 「よくないこと」とされています。

 

食べ始めてから

血糖値が上がりやすいもの=炭水化物を

できるだけ 「おそく」食べること で

血糖値が上がりにくくなり
「太りにくくなる」
といわれています。

 

逆に すきっ腹に

お菓子を食べる・・・など
 

糖分が 一気に 小腸に流れ込むと

「グルコース・スパイク」といって

一気に「血糖値が上がり」

それを下げるために 一気に「インスリン」が出て

血糖値を下げます。

急激な「血糖値の 上昇・下降」が 血管へ負担をかけるといわれています。

 

したがって

「じわじわ」糖分が 腸管へ送られるように

「食べる順番」を調節することに 意味があるのです。

 

②食べるスピードは なかなか変えることができないので

あえて 「硬いもの」「繊維の多いもの(根菜など)」を

食べることにより 「遅くする」のが アイデアの一つです。

 

是非お試しください。

 

誰しも

薬を飲み続けたりするのは いやですが

 

少しでも 健康で 元気に 生活できるように

ちょっとだけ 気を付けると よいと思っています^^