先日の事、久しぶりに茶道教室(裏千家)へ稽古に行ってきました。
秋の禅語、「清風拂名月」です。
鎌倉市 建長寺管長吉田正道老師の書です。
秋らしいお花。
大好きな吾亦紅が入っています。
濃茶
濃茶のお菓子は、「菊花」。
小平市、「福栄堂」のお菓子です。
薄茶
薄茶のお菓子は、「六花亭」の「ひとつ鍋」です。
ひとつ鍋の菓子箱には、「開墾の はじめは豚と ひとつ鍋」と書いてあります。
十勝地方の厳しい開拓時代をしのぶお菓子です。
明治16年(1883)北海道開拓を決意して函館に上陸した依田勉三は幾多の困難を乗り越えながら、現在の十勝地方を拓きました。
菓子名の 「ひとつ鍋」は、極貧の生活の中で勉三が詠んだ
「開墾の はじめは豚と ひとつ鍋」
という一句に由来しているそうです。
十勝開拓の祖である依田勉三の熱意を偲びながらいただきましょう。
とても良いお稽古になりました。
有り難うございました。