ジャークの疲労を防ごう!
ケトルベルスポーツにおいて非常に大事になってくるのが「疲労しないようにする」ということ。そのために「余計な力が入る」こと防ぐことが大事です。「余計な力が入る」ということはそれはすなわり「ロス」であり、ロスを減らすことがスコアアップにつながります。
今回はジャークの際に良く見受けられるロスについてご紹介いたします。今回の記事を参考にして、是非ご自身のリフティングフォームにロスが無いかチェックしてみてください!
ファーストディップの時に肘が離れてしまう
ファーストディップ(ベルを挙げる直前に、一旦膝を曲げる動作のこと)の時に骨盤から肘が離れてしまうと、その分腕に余計な力が入ってしまうので腕に疲労が早くきてしまいます。ファーストディップの際、骨盤から肘が離れてしまわないようにしましょう。
スムーズなアクションで挙げられていない
ベルを挙げる動作は、肘が伸びきるところまで途切れのないスムーズな動作で行われていなければなりません。途中で動作が止まってしまうと、肩の筋肉を利用してケトルベルを挙上しなくてはなりません。そうなるとすぐに腕に疲労がきてしまいます。ケトルベルは下半身の筋力を利用して跳ね上げるようにしましょう。
ジャークの際に肘が開く
ジャークの際に、前鋸筋がうまく働かないと肘が開いてしまいます。肘が開くということはケトルベルを挙上するのに必要な「ケトルベルの移動距離」が長くなってしまうということです。ラックポジションだけでなく、ケトルベルを持ち上げる瞬間も肘が開かないように意識しましょう。
前鋸筋についてはこちら
挙上したケトルベルをスムーズに降ろせていない
挙上したケトルベルをラックポジションに降ろす際、この動作もスムーズに行えていないとすぐに疲労がきてしまいます。ベルが降りる瞬間というのは、すなわちベルが重力に任せて自由落下しているということです。つまり力を一切入れていなくても良いので、筋肉を休ませるチャンスなのです。しかし実際にやってみると分かりますが、ベルを降ろす瞬間に力を完璧に抜くということは意外なほどに難しいのです。うまく力が抜けられるようにひたすら練習あるのみです。
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