柔軟性を上げたいならストレッチよりも筋トレを重視したい理由 4選! | ケトルベルリフター渡辺陽介のケトルベルブログ

ケトルベルリフター渡辺陽介のケトルベルブログ

トレーニングやケトルベルの話題等を中心に発信します。

柔軟性を上げたいならストレッチよりトレーニングした方が良いかもしれない?
「柔軟性を向上させたい」という相談を良く受けます。しかしその相談に対して、それを改善するストレッチを指導しても現場において改善することは少ないです。それよりもバーベルやダンベル等の重りを使って柔軟性を矯正するようなトレーニング方法を行った方が改善が早い傾向にあります。その理由について!
 
..柔軟性を上げたいならストレッチよりも筋トレを重視したい理由 4選!

 

1 ストレッチよりもトレーニングを真剣に行う傾向にある方が多い

どうしてか、ストレッチよりもトレーニングの方が真剣に行う傾向にある方が多いです。当然、ストレッチもトレーニング同様に真剣に行えば、確実に効果が出ます。しかし、やはりトレーニングは真剣に行うけれどストレッチはそうではないという方が多いです。

これは「ストレッチは絶対安全であるが、トレーニングは一定の危険性が伴う。」という認識が働くことが理由かもしれません。危険性の理解はエクササイズへの集中力が働きます。しかし安全であるという過剰な認識はエクササイズに対しての怠慢も働きます。もし、どうしてもストレッチを集中して行うことが出来ないなら、思い切ってストレッチをやらないという選択肢もアリかもしれません。結局ストレッチを行っても効果が出なければ意味がありませんから。

 

 

2 伸長性筋活動を用いてストレッチを行う方が「体感」しやすい!
筋肉が伸びながら筋力を発揮することを伸張性筋活動と言います。(例えば、立位体前屈をした時のふくらはぎや腿裏。)伸張性筋活動は、その部位の筋力を高めるだけでなく、柔軟性も向上させることができます。ストレッチと違い「伸びながら力を発揮する」ので単なるストレッチよりももしかしたら、筋肉がストレッチされている感じを「体感」しやすいかもしれません。
 
 
3 ダンベルやバーベル等の重りが「矯正」の役割も果たしてくれる!
ダンベルやバーベル等の重りが「矯正」の役割も果たしてくれます。例えば、足首が硬くて深くしゃがむスクワットが出来ない場合でも、重りを使ってしまえば無理やり深くしゃがめる場合があります。ケトルベルのラックポジションも、軽いケトルベルで行うよりも重いケトルベルを用いた方がしっかりとラックポジションがとれる場合があります。このように、場合によっては重りを利用して可動域を向上させることが出来る場合があるのです。


スクワットの際は、お尻や太もも、足首の柔軟性改善に役立ちます。バーバルを背中に担いで行うスクワットなら更に胸を張る柔軟性も養えるでしょう。
 
 

デッドリフトは腿裏やふくらはぎの柔軟性改善に非常にいいです。重りをテコに利用して腿裏を伸ばすこともできます。
 
4 ストレッチよりもトレーニングの方が達成感がある。そのため飽きずに継続してトレーニングを続けやすい!
ウェイトトレーニング嫌いと公言している人でも今まで持ち上げられなかった重量でトレーニングできるようになると嬉しいはず。これは次回のトレーニングへのモチベーションアップにつながります。使用重量の向上は目に見えて分かるのでとてもうれしいものです結局どれだけ効果の高いストレッチを知っていたとしてと継続して行うことができなければ意味がありません。進んで継続して行えるエクササイズこそが一番効果の高いエクササイズと言えます。
 
 
まとめ
ストレッチは柔軟性改善に役立たない、と言いたいわけではなく、やはり適切にプログラムされたストレッチングは柔軟性改善に非常に効果的です。大切なのは、自分にとって一番効果を期待できるプログラムを集中して行うことです。ストレッチが苦手な場合は思い切ってストレッチをやらずにトレーニングのみを行うということも一つの選択肢だということです。自分にあったプログラムを是非見つけてください!