自分が知らないことを批判するのって… | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。伏見美帆子です。



アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。


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自分はそれに対して知識がないのに
さも知っているように、
批判する人は少なからずいる。

まあ世の中には
「毛嫌い」という言葉があって、
理由なく生理的にNGということもあるけど。

だったら、
黙っていればいいのになぁ、
近くに寄ってきたら、
そっと後退りしていけばいいのになぁと思うが

まあそれは人それぞれなのかもしれない。


以前、
ワタシはアロマオイルの
ネットワークビジネスをしていた。
「ビジネス」と言っても、
ほとんど収入もなく、
ただ講座をしたり、アロママッサージをしたり
自分で楽しんだり、その程度で、
ワタシからオイルを買いたいという方がいても

買いたいものだけを
買いたい時に買ってくださいという感じ。

毎月買ってもらうために日々努力する!
なんてことは
性格的に合わず、さっぱりしてこなかった。


本来、ネットワークビジネスというのは、
会員が新しく会員を誘い、
またその新規会員が、新たに別の会員を開拓していき、組織を拡大していくビジネス。
MLMともいうが、いわゆる「ねずみ講」とは別物で、違法ではない。

それでも、
ネットワークビジネスを毛嫌いしている人も多く

そんなことをしていたら
あなたの価値が下がるからやめた方がいいと
ご丁寧にアドバイスしてきた人もいた。
彼女は「ネットワークビジネスが大嫌いだ」と
公言していたから。


ワタシの場合、
ネットワークビジネスはともかく
その会社で扱っているアロマオイルが
とても好きだったし、
欲しい人にはシステムを説明して売っていた。

コロナ禍となり、
アロマは実際に嗅いでみてなんぼの世界だから
ネットワークビジネスはやめて、
自分の嗜好として使ったり、
たまに講座を開催したり、
自分独自のサービスで使用したりしていた。

かつて提供していた、その方の物語と香りをお送りする「あなたへのことのは」というサービス。懐かしい〜。




そんなある日。

ワタシに
「ネットワークビジネスはやめたほうがいい」
と言っていた知り合いが
今までとは全く異なるビジネスを始めたらしいと
友人から聞いた。

どうも、知り合いに連絡をしまくり
勧誘しているとのこと。
聞いてみたら
なんと、まさかのネットワークビジネスだった。

知り合いという知り合いを勧誘していたらしい彼女は、ワタシのところには一切連絡してこなかった。
別のネットワークビジネスをやっている人は
誘ってはいけないという
決まりもあるのかもしれないが

あれだけワタシにやめた方がいいと行ってきたのだから、誘えるはずもない。


彼女は、それまで知り合いや友達も
とても多かったのに、
どんどん彼女から離れて行った。

彼女が気に入らないとか、
かわいそうだとかディスっているのではない。


彼女は、
とても大切なことを教えてくれたのだ。


自分が知らないことや
自分が実際に体験していないことに対して
闇雲に批判すると
後から自分の気持ちが変わった時に恥をかくということ。


人の心なんてわからない。
いつ変わるともしれない。

話したこともない
関わりのない人に対しても
悲しいかな、好きじゃない、嫌い、と
思ってしまうのは人間だから。

彼女が恥だと思っているかどうかなんて
ワタシには分からない。
でも、
せめて公言するのは
ワタシはやめようと思うのだ。

かつて、江頭2:50も、気持ち悪いと
テレビに出てくると消したりしていたが
今では、その真摯な人柄で
YouTubeの人気も鰻登り。
本当は誠実な人だったのだなぁと。
そういえば、男女の出会いって最初は最悪だったりする…


物事に対しても
ヒトに対しても
公に批判する前に
もう少しそのこと(ヒト)について
知ってみてもいいのかなぁと
ワタシの中では思うのである。

まあ。それは余裕のある時だけで、
本当に生理的に嫌いな時にはそんなことできないが。
だったらせめて、
「嫌」の感情は自分の中に収めておこうと

たまに流れてくる例の彼女の投稿を見るたびに
ココロに強く思うのだ。



そんなワタシがつぶやく箴言note。

今日のブログの内容にもリンクしてるかな。

自分の正義について。

不道徳なところは勘弁ね。

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