ワタシはこうやって生きていく | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。伏見美帆子です。



アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。


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昨晩、
楽しく友人と飲んで、
家に帰ってきたら、
つけていたはずのネックレスがない。

あれ?

すると、
ムスメが玄関に落ちていた、
ちぎれたネックレスを拾って持ってきてくれた。


しかし、

つけていたペンダントトップが無い。


どこかで落としてしまったのかしら…



それは、

大切にしていたアンカリングジュエリー。

付ける人の思いを込めて

願いを叶えてくれるようにデザインされた

世界に一つしかないもの。


あの時、

インスピレーションや直感を高め

自分の強さを出していけるようにという

願いを込めて

石も選んだ。


ワクワクしながら出来上がるのを

1ヶ月ほど待った。


すると、



ワタシはこうやって生きていくんだという力強さ


ジュエリー作家の方は、

そんなメッセージと共に届けてくださった。

その時の思いはこちら。


そのジュエリーが無くなった。

チェーンが切れて

ワタシの胸からこぼれ落ちていってしまった。


それなのに

それほど悲しくないのはなぜなのだろう…


そんな自分の感覚に

少し驚く。

水晶とハーキマーダイヤモンドとアイオライト、アクアマリン、アパタイト、アメジスト…


いや、悲しいのだけれど、

かつてのワタシだったら、もっと執着して

大騒ぎしていたに違いない。

つけていかなければよかったと

後悔していたかもしれない。


でも、そうじゃない。

負け惜しみではなく、

なんだか前に進める気持ちに、

すでに進んでいるような気持ちに、

軽くなったような気持ちに


なっているのである。


もちろん、昨日訪ねたお店に連絡をして

落ちていなかったか確認してみたのだが、


なかった。

それでも、不思議なほど

すぐに諦めることができた。

仕方ないよね。



主人がいなくなった箱を処分しようと

箱を取り出すと、

あの時にいただいたメッセージカードが。



ギフトを受け取る

自分を光り輝かせることを

受け入れる。



嗚呼、

あの時に欲しいと思っていたギフトは

もう手の内にあるのだなぁ…


そんな風に、

なんだかストンと胸に落ちた。



このところ、

「輝く」とか「情熱」という言葉が気になっていた。


アツく燃え上がり、

光り輝いていく…


感受性を豊かに

直感のままに、

強みや魅力に気づき、

そうすると自然に


人は輝いていくもの。



起きた出来事に意味づけをするのは

あまり好きではないし

得意ではないけれども、


ジュエリーがいなくなってしまったことで、


ジュエリーではなく

今度は自分が輝く番だよと

もう前に進んでいるよと

教えてくれた気がした。


そう、

執着せずに

軽々と

輝きながら。


ワタシはこうやって生きていくんだなぁ…