「我が祖国」終演 | 渡辺雅之オフィシャルBlog

渡辺雅之オフィシャルBlog

音楽講師&演奏家・渡辺雅之の活動記録や日常などなど。
レッスンのご案内も投稿しています。新規入会キャンペーンなどもしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

今年はスメタナ生誕200年(が取り上げられますが実は没後140年でもある)で、さらに命日である5/12に連作交響詩「我が祖国」全曲を演奏する機会に恵まれました。


先月のコンサートのときにトークの中で、「私はあと100年生きる予定なので、スメタナの生誕300年も生きてるつもりなんですが、そのときヴァイオリンを弾けるかどうかと言われたらわからないので、今年スメタナのトリオを演奏することにしました。」というような内容のことを話したのですが、もう生きていない作曲家の曲を演奏する私たちは作曲家の誕生日とか命日とか、生誕何年没後何年とか、そういうメモリアルのときにその作曲家に想いを馳せることが多いのではないかと思います。



何年か前にプラハ交響楽団のオーケストラアカデミーを受けたときに「我が祖国」全曲を、団員のヴィエラ先生にレッスンしていただき、ヴルタヴァやボヘミアの森〜の目から鱗のフィンガリングや色々をマンツーマンで優しく(厳しく)ご指導いただき、ボヘミアの難しいフーガは何度も先生の前で一人弾きさせられて「うーん、次回もう一度ね!」と何度やり直しさせられたことか…笑
でも、その時の経験をやっと生かす機会をいただき、初めて全曲演奏出来ました!👏
本番が終わってもう数日経ちますが、全6曲のいろいろなフレーズがまだ頭の中で再生されています(笑)


そして、どうでもいい話なんですが、本番の衣装は男性はカラーシャツと言われて、僕が一番困ること:無地のシャツを持っていない(笑)
確認したら柄でもいいとのことだったので、春っぽい、尚且つボヘミアの森っぽい葉っぱ柄のシャツにしました。




ちなみに、日曜日に本番をしたばかりの所沢ミューズに水曜日はヒラリー・ハーンのブラームスのソナタ全曲を聴きに行ってきたのですが、その感想はまた次回に…。