こんにちは!
わたなべ歯科クリニックの赤間です
今回はマウスピース矯正治療で痛みを和らげる最大の方法についてです!
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較して治療開始の痛みは少ないと言われていますが、歯を動かす時の痛みは普通にあります。また数日経てばワイヤー矯正と痛みの程度は変わらないという研究結果も出ていますし、加速矯正装置というLEDを歯茎に当てることで痛みを和らげる装置がありますが、こちらも矯正治療のために歯を動かす力を歯に加えてから24時間後までの痛みは少なくなりますが、24時間以降は使っても使わなくてもと変わらないという研究結果もあります。
では痛みを和らげるために最も効果的な方法とは何なのでしょうか?
私自身もマウスピース矯正の経験があり、経験を通して言える事は「マウスピースを正しく装着して、使用時間を守るという事です」
ですから1日22時間以上装着というルール通りに正しくマウスピースを装着することが最も痛みを少なくする方法だと思います。
例えば、1日の装着時間を10時間しかできていない場合は計画どおりに歯が移動している事はありません。
その計画どおりに移動していない状態で次のマウスピースに交換すると無理な力が歯にかかってしまうため痛みが強く出てしまいます。
また22時間以上の装着時間を守れていても、歯にしっかりハマっていないなど、正しくマウスピースを装着できていなければ装着時間を守れていないのと同じ事になってしまいます。
つまりしっかり装着して計画どおりに歯が動ききった状態で次のマウスピースに交換することで、歯の移動量は最短になるわけです。そうすれば痛みもそこまで強くでることはありません。
以上のことから
・マウスピースを正しく装着する
・マウスピースの装着時間を守る
の2点が痛みを少なくし、また矯正治療を安心に治療計画通りに進めていくために大切なことです!
しかしながら正しく、使用時間を守って装着しても、強い痛みを感じる場合などは虫歯や歯周病、噛み合わせが原因で起こる痛みの可能性があります。
心配な場合は担当の歯科医師にすぐに相談しましょう!