最近、仕事や子どもの野球に時間を取られていることから、クワガタの産卵セットのラインは一旦縮小しないと十分にお世話ができないなと感じています。
ということもあり、今年はワイルド(採集野生個体)からのルーツが確かなラインのみセットすることにしました。
まずはこちらです。
■サキシマヒラタクワガタ西表島産
オス:2024年9月2日採集WD
メス:2022年6月2日採集WDからのF2(2匹)
※メスは静岡県Kさま採集

写真はオス採集時の写真です。オスメスともに特別保護地区から外れている島北部の同一エリアで採集されたものです。
西表島での採集は今後間違いなく難しいと思いますので、非常に貴重なものになるかなと思います、
どこまで累代を続けられるかなというところですが、幸いにもF2メスが2匹いますので、2ライン作ることができます。
クロスブリードなどを活用しつつ、どこかのタイミングでは西表島産サキシマブリーダーさまからまた新たな個体を譲っていただくなどして、何とか血を繋いでいければよいなと思います。

F2のメスは昨年8月末に羽化しており、産卵させるために一冬を越させています。
確実な産卵を促すため、産卵用の土はフォーテックさんの「産卵1番」を使わせてもらい、7月13日に産卵セットを組みました(産卵木は使わずに、本土ヒラタクワガタと同様、広葉樹マットの押し固めのみでのトライです)。
お財布には少し痛いですが、「産卵1番」の評判通りの実績が出ることを祈っています。

ちなみに、サキシマヒラタクワガタのオスは野生個体であるにも関わらずかなり温厚な個体でした。ですので、メスと同居させていたのですが、メスにあまり関心がないのかオス・メスが一緒にいるシーンを私は結局一度も見ることができませんでした。
そういった経緯もあり、かなり心配していましたが、昨日産卵セットを見たところ、産卵セットの底に卵のようなものが確認できました。無関心のように見せかけてやることはやってたということですかね笑
ひとまず胸をなで下ろしましたが、まさかの「無精卵」とかないですよね?それは勘弁してほしいです
続いてこちらです。
■オオクワガタ福岡県産
メス:2025年7月11日採集WD
先日のブログ記事で紹介した天然オオクワガタのメスです。

オオクワガタのメスが採集できるのはもう二度とないかもしれませんので、何とか卵を採取できればというところです。
産卵セットは、これまでで最も豪華なものにしています。

産卵土の底部分は、KBファームさんのブナ菌糸ブロックを崩し、押し固めます。
そして、産卵木にはカワラ材を利用です。
仕上げは、フォーテックさんの「産卵1番」です。これを軟らかめに投入します。
更には!

産卵セット内にしっかりと菌糸が回り、かつ、生体が発酵ガス等でやられないよう、7月13日から1週間寝かせました。
そして、満を持してオオクワガタメスを投入!昆虫ゼリーはもちろんプロゼリー!!

前足フセツやアゴの一部欠けがありますので、すでに産卵済の個体である可能性もありますが、私ではこれ以上は組めないという環境を整えましたので、何とかもうひと踏ん張りしてもらいたいところです。
(ただ、セット以降のオオクワガタメスの動きはあまりよくないです。やはり厳しいのか・・・
)
ここまで記事を書いて、もう疲れました笑
最後の産卵セットラインは個体ルーツ情報のみの紹介とさせていただきます。
■オオクワガタ長崎県産
オス:2018年2月材割採集(幼虫)WD、2020年12月材割採集(幼虫)WDがルーツ
メス:2018年11月材割採集(幼虫)WDがルーツ
※オス、メスともに東京都のDさまからのお譲り
詳細に系統をテキストで示すのは労力がかかるので、これで勘弁してください。
F2とクロスブリードによるF1の2ラインを作っています(こちらは6月21日にすでに産卵セットを組んでいました。産卵できているかは未確認ですが・・・)
まとめると、今年は、西表島産サキシマヒラタクワガタ2ライン、福岡県産オオクワガタ1ライン、長崎県産オオクワガタ2ラインの計5ラインです。
この産卵セットから幼虫がどれだけ採れるか楽しみです。
経過はまた後日ブログで報告させていただきます。