柄の材料は水牛の角の先を使います、真ん中から元のほうは空洞になっていて使うことが出来ません、初めて知ったのですが、角はサイの角のように元まで詰まっていると思っていました。写真の所あたりでしか、使うことが出来ませんでした。




柄の中子を入れる穴は貫通させて両方の穴から大きさに合わせてヤスリで形を整えて、ゆるくなく、かたくなく、ちょっときつめに入るようにします。穴をかくすためふたを作り継ぎ手に真鍮でアクセントを入れます。




研ぎ終わり完成しました、後はエッチング液の塩化二鉄液で腐食をさせてコントラストをつけます。
写真ではわかりにくいですが、刀身は先にむけて4mmほど細くしてます、そして少し反りをつけています。感じ的には日本刀のような感じです。



中子の目釘はステンの釘をヤスリで入り側と出面で少し口径を変えて、打ち込んだあと抜けないように作っています。



柄は紙やすりで、400番、800番、100番と番手を変えて仕上げて、最後にコンパウンドで表面を整えて、ワックスで磨いて仕上げました。