出会った頃の違和感 | カサンドラ脱却へ!HSPの私がアスペルガーのモラハラ夫と離婚しました

カサンドラ脱却へ!HSPの私がアスペルガーのモラハラ夫と離婚しました

夫がアスペルガーでADHDと分かったのは結婚から13年の月日が流れていました。私はアラフィフ、2人の子供がいます。カサンドラ症候群から脱出し離婚をする決意でブログを開始、2021年秋に離婚成立。

こんにちは

稚拙なブログにお立ち寄りいただき感謝申し
上げます
 
皆さまからいいね!や暖かいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございます
励みになります

皆様の記事でカサンドラ症候群やアスペルガーへの理解が深まるにつれ、
自分の進む道がよりハッキリしてきたようで嬉しいです
 

運命の赤い糸?をイメージして撮りました
アンティークな雰囲気が大好き




私は40代後半、小学生の男児2人の子持ち、
専業主婦、結婚して約15年

40代後半の夫はアスペルガー、注意欠如・多動症(ADHD)(2019年診断済)、

シェアハウス状態


パンパンパンパンパン

夫がアスペルガーらしいと気づいたのは、結婚から13 年の月日が流れ
彼(夫)と離婚の話になり

その相談を母にした時
彼は発達障害かと感じたことがあったと
母から言われたのがきっかけです

母に感謝です

ネットで調べると
アスペルガーの特徴が彼にピッタリ当てはまりました

自覚のない受動型のアスペルガーだと思います
ADHD もあるようです


りんごりんごりんご

さて、今回は彼と付き合い始めた頃の記録です

初めから変わった人に見えました
  

16 年程前に仕事を通じて知りました

彼は地方出身、国立大学卒業後は地元の銀行に就職

銀行を選んだ理由は「お金が好きだから」と言うのでユニークな発想の人!と感じました

私は関東出身で好きな語学の仕事に就いていました


彼の印象は、

大きい(身長170cm後半)
硬い
真面目でおとなしそう

話をしても疲れなくて楽だったので、人付き合いの苦手な私は好印象を持ちました


でも初デートの時から
不思議なことばかりでした


初めて会う日から遅刻
(時間にルーズ)

センスの悪い服装
おじさん臭いビジネス用?
スラックスで来たのでかなり引きました
(TPOに合わない服装)

大食い
体も大きいけど見事な食べっぷりに圧倒  (満腹中枢のマヒ?)

出かける場所や時間は全て私任せ
(受動的)

食事は割り勘
(論理的)

特にモヤモヤしたのは割り勘についてです

デートで男性が女性に奢るのが当たり前とは
思わないので、
最初はこれが彼のスタイルと思っていました

年齢はほぼ同じだけど
社会的地位は彼のほうが上

私は一人暮らしで倹約生活をしていたので、
毎回会う度に高級店での割り勘が続くようになり、金銭的にも精神的にもかなり負担になっていき、 

このまま付き合うと私は破産する!
少しは私の立場になって考えて欲しいもんだと腹立たしくなっていきました
 

ある日、彼は食事中にあっと気づいて、

「自分のほうが食べる量が多いのに、これまで割り勘にしてて悪かった。これからは自分が多めに支払うことにする」

と言うのでガッカリしました

ロジックとしては合ってるし、彼の精一杯の思いやりのつもりだったのでしょうが、 
自分中心でかなりセコく感じました
私の心が狭いのでしょうか?
 

他にも
レディファーストならず自分ファーストな出来事として

観劇後の夜遅い食事の後、
別々のタクシーで帰宅するという時、

彼が先にタクシーに乗ってサッサと帰宅!!

夜の誰もいないタクシー乗り場に一人残されてとても怖い思いをしました

ちょっと〜私は強い女扱い?
とても惨めな気持ちになりました


付き合い初めの頃から彼には常識外れなや行動言動があったんですね

それらがアスペルガーの特性によるものだとは、最近になってやっと分かりました


当時の私は彼に違和感を感じていましたが、

それは彼が極端に女性慣れしていないからだと思っていました


ぎこちなく不器用に接してくるので
こんなに純情で初々しい人は珍しい!と
感動?しました

  
結婚するならフィーリングが合って女性問題で私を傷つない人がよかったので
彼はピッタリだと感じました


私は現実的なので、運命の赤い糸は信じませんが、出会ってすぐに「彼こそは」と感じて結婚を意識しました


それには自分の甘さと弱さもありました

私自身 
「結婚適齢期」になり

中々ご縁がなく焦っていたこと

親など周囲からのプレッシャーや

仕事の行き詰まり感

結婚願望は強くないけど

自己評価が低く

こまま30歳を過ぎると一生結婚できなくなる
 という不安がありました


もし当時、アスペルガーやカサンドラ症候群についての知識があったら、もう少し彼という人を慎重にみつめることができたと思います


結婚して
子供を持てたのは人生最大の喜びとなりました

でも彼との夫婦関係は孤独で苦悩の連続

不毛な15 年を過ごしてしまいました
 

これから結婚される方が私のように苦しまない為にも、アスペルガーのことが広く知れ渡って欲しいです



次回も彼と結婚する前の違和感等について書きたいと思います

最後まで
おつきあい頂きありがとうございました