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3歳のやんちゃボーイの育児に奮闘しながら、ベビーマッサージ講師とベビーシッターをしているふわりですニコニコ

ベビマはリクエストがあれば開催しますハート

たまに告知記事もありますが、基本的には1人のママとして書いています。

育児していく中で、少数派だった事についての体験を発信することで、一部のママ達のお役にたてればと思って書いています。




何回かに分けて、トーラックについて書いています。今回は四話目です。
(TOLAC。帝王切開後に、経膣分娩にチャレンジすること。成功するとVBACと呼ぶ)

現在妊娠5ヶ月のわたし、トーラックでの出産を希望しています。




【病院の選択】
我が家の周辺は、わりとお産のできる病院が多い地域ですが、トーラックができる病院は、わたしが調べた限りでは三件でした。

一件は大学病院で、今回の妊娠の初診でかかった近所の個人病院では、そちらに紹介状を出そうかと言ってくれました。

迷ったのですが、その大学病院は夫の地元にあり、夫が言うには、地元では評判が悪いらしいガーン
(産科ではなく、病院全体の評判)

それに、子どもは入院病棟立ち入り禁止です。今はコロナの影響で、通院時もダニエルを連れていけないし、入院中は誰とも会えません。
また、トーラック以外のバースプランはすべて諦める覚悟も必要です。
それから、検診、出産費用もかさみます。

安全だけをとって、他はすべて犠牲にして、大学病院で産もう!と決意することができませんでしたもやもや

残りは、大きめの個人病院が二件あります。
どちらも、自家用車で1時間程度の距離です。

そのうちの一件は、前回出産した病院で、慣れていて、通院時の待ち時間も少なく、エコーは録画してくれるし、助産師さんに気軽に相談できる環境なのが気に入っています。
コロナ禍においても子連れ通院可で、パパと兄弟は立ち会い出産できます。
入院中は、完全個室なので、ダニエルともお部屋で面会できます。(赤ちゃんとはガラス越し)

結局、前回と同じ病院に通っています。
その後、子宮破裂のレポートを読み、やっぱり、大学病院へ転院した方が良いかなと迷いを抱えていますが、ダニエルが入園するまでは、諸事情により子連れ通院できることが必須なので身動きが取れません…
さらに、16週で胎盤がお腹側にできているので要観察と言われた為、様子見にしています。


【トーラックの出産方法について】

ブイバックの出産レポは、案外たくさん見つかりました。
最近では、Eテレ「すくすく子育て」(録画していつも観てます)でMCされてたタレントの鈴木あきえさんがYouTubeで公表されてます。

たくさんのレポを読んでいると、促進剤や誘発剤は使わないのが一般的なようで、予定日までに自然陣痛が来なかったら帝王切開と言われていたという方もいます。

でも、わたしの通っている病院では、緊急帝王切開に対応するために、計画出産+無痛分娩が条件にされています。

それが安全なのか心配だったので、ネットでもたくさん調べたし、主治医や助産師さんに質問したり、提携している産前産後ケアの助産師さんからリサーチしたりしました。

通ってる病院は、わりと年間分娩取扱い数が多く、常勤医師が複数いますが、個人病院なので、夜間や休日は手薄だろうし、麻酔科医は一人なので常駐してないと思います。
そこでトーラックは麻酔科医がいる曜日に計画的に行います。

帝王切開同様に絶食で入院して、手術室に入り、脊椎麻酔の管を入れます。いつでも緊急帝王切開に切り替えられる為です。
その後、問答無用で無痛分娩になります。
※手術台は、分娩台に変身するタイプです。もしかしたら、大きな病院(オペ室に移動する)より早いスピードで切れるくらいかも??と思いました。

まだトーラックに無痛分娩が一般的ではないことを知らなかった時、助産師さんに「無痛の麻酔をできるだけ使わないことは可能ですか?」と質問しました。

回答は、開始のタイミングを遅らせる事はできるけど、始めた後は量が決まっている。痛みを我慢しすぎて子宮破裂したら元も子もないでしょ、と言われました。
ようするに、うまくいきみ逃しができなかったりして、むやみにいきんでしまうと子宮に余計な圧力がかかって、それが子宮破裂に繋がるという考えらしいです。

でも、無痛分娩は完全な無痛ではないと聞くものの、子宮破裂が起こった時に、その痛みに気づけないのではないか?というのが大きな不安だったので、それは主治医に質問しました。

痛みが違うし、痛みの自己申告だけで判断する訳ではなく、分娩監視装置を赤ちゃんが産まれるまで持続的に装着しており、その他いろいろ総合的に判断しているから、気付けない事はないと断言されました。



もう1つ、計画出産=誘発剤、陣痛促進剤を使うということ。

基準として、分娩誘発あるいは陣痛促進の際に,プロスタグランジン製剤を使用しない、というのがあるようです。
(プロスタグランディンを使用した分娩誘発…子宮破裂の確率が2.45%に上昇)

でも、誘発剤にもいろいろあるようですし、薬以外の促進方法をいろいろやっている病院もあるようです。

うちの病院では、最初にミニメトロを挿入して、その後の誘発剤はオキシトシンの点滴を使用するそうです。


かなり不安なので、さらに調べた結果、無痛分娩併用を調査をした論文が公開されていて読めました。

専門用語が多くて難しいけど、ない頭でザッとまとめると、条件を満たしてトーラックした105人が対象で、その内、希望者52名に無痛分娩を行った。自然陣発は35名、誘発は70名。

結果、無痛分娩の場合、機械分娩率は有意な増加を認めた。その他については、無痛分娩の併用や分娩誘発のデメリットは認めなかった。

結論として、無痛分娩を併用したトーラックは、無痛分娩に慣れた施設では選択肢の1つであると言える。と書いてありました。



わたしは英語が読めないけど、ブログで、海外の大学のトーラックに関する論文を読んだら、無痛分娩が正しいという物がわりと多い印象と書かれていた方もいらっしゃいます。


という訳で、わたしの通っている病院のやり方は、心配しなくても良いと分かりました。


ただ、いずれにしても、個人病院なのでNICUはありません。
もしも、子宮破裂→緊急帝王切開→アプガースコア低い→すぐに挿管できる医師は待機しているのか?という不安が残っています。(これもまだ確認できていない)

確実に安全を求めるなら、大学病院への転院が必要です。


現段階で、今の病院で確認できた話としては…
①この病院の成功率は90%で、10%が緊急帝王切開。

主治医等から話を聞いた印象として、危険が少しでもあると許可を出していないから、ネットで見た成功率より高いんだなと思いました。

②16年(?ここも、記憶が曖昧。確かそのくらい)トーラックをやっていて、子宮破裂が起こったのは3例。すべて、母子共に無事とのこと。

主治医は新生児救命の資格のインストラクターをしています。
スタッフ全員取得を目指していて、まだ全員ではないけど、22名が取得済みらしいです。NICUで働いていた経験のある知り合いに聞くと、その方も持っていて、信頼できる資格のようで、これは安心材料になりました。
(持ってない人だけで勤務が組まれる事がないか、確認したいですが)

確認できたところでは、安全面も大丈夫そうな感じがしたので、チャレンジする方向で考えていて、しばらくは胎盤の位置と、病院の様子見ということにしています。


トーラックについて、現時点で書けるのはこのくらいです。
普段、リアルタイムの日記的なブログは書いていませんが、トーラック関連の経過はその都度投稿していこうと思いますニコニコ

次回は、逆子予防と体調を整える為にしている骨盤ケアについて書こうと思いますルンルン